テイラー・スウィフトが、2026 MTV Video Music Awards(VMAs)で最大の主要賞のひとつ「Video of the Year」を受賞した。
受賞作は「The Fate of Ophelia」。今回の受賞でテイラーはVMA通算32冠となり、自身が持つ史上最多記録をさらに更新。さらに「Video of the Year」の受賞は通算6回目となった。
この日テイラーは、新設された「Artist Director Honors」の初代受賞者にも選ばれており、映像制作のキャリアをたたえられた直後に、代表的な主要賞まで手にする結果となった。
「The Fate of Ophelia」でVideo of the Year受賞
「The Fate of Ophelia」は、テイラー自身が監督を務めたミュージックビデオ。
受賞スピーチでは、投票してくれたファンへの感謝に加え、映像制作についても具体的に振り返った。
【動画】テイラー・スウィフト「The Fate of Ophelia」MV
テイラーによると、今回のMVでは一続きのワンカット映像に見えるよう、カットを巧妙に隠す演出に挑戦。そうした技術的な試みそのものを楽しみながら制作したという。
さらに、振付を担当したマンディ・ムーア、プロダクションデザインのイーサン・トービン、編集のチャンセラー・ヘインズら、制作スタッフ一人ひとりへの感謝も伝えた。
【動画】テイラー・スウィフト、「The Fate of Ophelia」でVideo of the Year受賞
撮影監督ロドリゴ・プリエトへ感謝
スピーチの中でテイラーが特に名前を挙げたのが、撮影監督ロドリゴ・プリエトだ。
プリエトは映画界でも高く評価されてきた撮影監督で、テイラーは彼について、自分がミュージックビデオの監督を務めるうえで自信を与えてくれた人物だと語った。
近年のテイラーは、歌手としてだけでなく、自ら脚本や演出に関わる映像作家としての活動も拡大している。
今回の「The Fate of Ophelia」でのVideo of the Year受賞は、そうした監督としての積み重ねが改めて評価された結果ともいえる。
「この賞をドリー・パートンに」感動の献辞
スピーチの終盤、テイラーはこの賞を、今年8月に80歳で亡くなったドリー・パートンに捧げると語った。
テイラーはドリーを「究極のショーガール」と称え、彼女が楽曲の中で描いてきた物語性や表現力を絶賛。
さらに、どんな出来事もファンへの愛や感謝へと変えて届けてきたドリーの姿勢について、一人のファンとして今も尊敬し続けていると語った。
華やかな受賞の場で、自身の功績だけでなく、先月この世を去った音楽界のレジェンドへの敬意を伝える、印象的なスピーチとなった。
「Artist Director Honors」に続き、映像部門でも頂点へ
テイラーはこの日、VMAで新設された「Artist Director Honors」の初代受賞者にも選ばれた。
その受賞スピーチでは、約20年間でおよそ60本のミュージックビデオに関わり、そのうち18本で脚本・監督を務めてきたことを明かしている。
そして同じ夜、今度は「The Fate of Ophelia」でVideo of the Yearを受賞。
映像制作への長年の取り組みをたたえる特別賞と、今年を代表するミュージックビデオに贈られる主要賞。その両方を手にしたことで、テイラーの“映像作家としての顔”が改めて強く印象づけられるVMAとなった。
VMA史上最多32冠を達成
今回の受賞で、テイラーのVMA通算受賞数は32冠に到達。
Video of the Yearでは通算6度目の受賞となり、こちらも自身の最多記録をさらに更新した。
長年にわたりVMAで数々の記録を更新してきたテイラーだが、2026年はArtist Director Honorsの初代受賞、そしてVideo of the Year受賞と、あらためてその存在感を示す一夜となった。








