セレマ・ブレア、飛行機内で客室乗務員に噛みついた疑いで逮捕 弁護士が明かした薬の飲み忘れと「深刻な混乱状態」

セルマ・ブレア photo: Tinseltown / Shutterstock.com FILMS/TV SERIES
セルマ・ブレア photo: Tinseltown / Shutterstock.com
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映画『キューティ・ブロンド』『クルーエル・インテンションズ』などで知られる女優セレマ・ブレア(54)が、飛行機内で客室乗務員に暴行を加えた疑いで逮捕された。警察官や看護師への暴行容疑でも起訴され、無罪を主張している。

弁護士は、事件の背景に薬の飲み忘れや極度の疲労などがあり、ブレアが「深刻な混乱状態」に陥っていたと説明している。

 

客室乗務員に噛みついた疑い、警察官や看護師にも暴行か

事件が起きたのは10月11日、ロサンゼルス発ニューヨーク行きのデルタ航空機内。米メディアPage Sixなどによると、ブレアは客室乗務員1人を殴り、別の乗務員に噛みついたとされる。

機内で拘束されたブレアは、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に到着後、警察に身柄を確保された。その後、病院へ向かう途中で警察官の頭を繰り返し蹴り、病院でも看護師に暴行を加えた疑いが持たれている。

ブレアは第2級暴行罪2件で起訴され、12日に出廷。無罪を主張し、保釈が認められた。次回の出廷は2027年1月19日に予定されている。機内での暴行疑惑については、FBIも捜査している。

 

弁護士が明かした薬の飲み忘れと「深刻な混乱状態」

なぜ、このような事態が起きたのか。

ブレアの弁護士は、薬を予定どおりに服用できていなかったことに加え、長時間の仕事による疲労や、機内で転倒して頭部を負傷したことなどが重なったと説明。ブレアは「深刻な混乱と見当識障害」に陥っていたと主張している。

ブレアは2018年に多発性硬化症(MS)と診断されたことを公表しており、長年にわたって病気と向き合ってきた。

代理人も今回の出来事について「医療上の緊急事態が、問題とされている行動につながった」と説明。着陸後すぐに医療措置を受け、現在の容体は安定しているという。

ただし、事件当時の医学的な状況や暴行容疑の詳細については、今後の捜査や裁判で明らかになる見通しだ。

 

10年前にも飛行機内でトラブル

ブレアは2016年にも、飛行機内でのトラブルによって病院に搬送されている。

当時、メキシコのカンクンからロサンゼルスへ向かう機内で突然泣き出し、不穏な発言を繰り返したと報じられた。ブレアは後に、アルコールと薬を一緒に摂取したことで意識が混乱したと説明し、謝罪している。

今回の事件との関連は明らかになっていない。

多発性硬化症との闘病経験を公に語り、障がい者の権利擁護にも取り組んできたブレア。今回の事件について、今後の裁判でどのような事実が明らかになるのか注目される。

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