カプコンの世界的人気ゲームを原作とする新作映画『バイオハザード』(原題:『RESIDENT EVIL』)が、北米でシリーズ史上最高のスタートを切った。
現地時間9月18日に全米公開された本作は、9月18日から20日までの週末3日間で推定6000万ドルの興行収入を記録し、初登場1位を獲得。これは『バイオハザード』映画シリーズとして過去最大の北米オープニングとなる。
さらに海外市場でも4830万ドルを稼ぎ、世界での初動興収は1億830万ドルに到達。製作費は約7500万ドルと報じられており、公開直後から好調な滑り出しを見せている。
『バイオハザード』映画シリーズの記録を大幅更新
これまでシリーズの北米オープニング記録を持っていたのは、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で2010年に公開された『バイオハザードIV アフターライフ』。同作の初動は約2665万ドルだった。
今回の6000万ドルは、その記録を2倍以上に更新する数字となった。
また、2021年にはゲーム版の設定やキャラクターを取り入れた『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』が公開されたものの、北米初動は約532万ドル。今回の新作は、それを大きく上回るスタートとなっている。
ただし、今回更新したのはあくまで「北米オープニング」の記録。シリーズ歴代の最終的な世界興行収入を更新したという意味ではない。
主人公は“普通の配達人” ラクーンシティで悪夢の一夜へ
今回の『バイオハザード』は、これまでの映画シリーズとは異なる新たな物語として制作された完全新作。
主人公は、オースティン・エイブラムス演じるブライアン。特殊部隊の隊員でも、超人的な能力を持つヒーローでもなく、ごく普通の医療品の配達人だ。
ブライアンは“ある医療品”をラクーンシティ総合病院へ届ける仕事を引き受けたことをきっかけに、想像を絶する悪夢の一夜へと巻き込まれていく。
物語は主人公の目線でリアルタイムに進行。何の特殊能力も持たない一般人が、地獄と化したラクーンシティを生き延びるため、ひたすら逃げ続けるサバイバルが描かれる。公式資料でも「主人公目線でリアルタイムに進行する90分間」と紹介されている。
【動画】映画『バイオハザード』予告編
『ウェポンズ』ザック・クレッガー監督が再構築
監督・脚本を務めるのは、『バーバリアン』『WEAPONS/ウェポンズ』で注目を集めたザック・クレッガー。
自身も「バイオハザード」のゲームファンであるクレッガー監督が、1996年に日本で誕生したサバイバルホラーの世界を、新たな主人公と物語によって再構築した。
キャストにはオースティン・エイブラムスのほか、ザック・チェリー、カーリー・レイス、ポール・ウォルター・ハウザーらが名を連ねている。
日本では10月9日公開
日本での正式邦題は『バイオハザード』。10月9日(金)より全国の映画館で公開される。
今年でゲーム誕生30周年を迎えた「バイオハザード」。日本から生まれ、世界的な人気シリーズへと成長したIPが、新たな映画版でもシリーズ史上最大の北米オープニングを記録したことで、日本公開にも大きな注目が集まりそうだ。
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