米国の人気ライフスタイル実業家でテレビ司会者のマーサ・スチュワート(85)が、ハロウィンにホームレス状態の人を模した仮装を披露し、激しい批判を浴びている。
マーサは問題の写真をSNSから削除し、「ホームレス問題への関心を高めるためだった」と釈明。しかし、その説明にも批判が寄せられる中、数時間後には「無神経で、面白くもなかった」と、自らの判断が誤っていたことを認めて謝罪した。
「お腹がすいています。助けてください!」と書かれた看板を手に
マーサが10月31日にInstagramへ投稿した写真には、破れたジーンズや傷んだ服を着て、顔に汚れを模したメイクを施した姿が写っていた。手には「I AM HUNGRY HELP ME!!(お腹がすいています。助けてください!)」と書かれた看板を持っていた。
しかも、この写真はマーサが通販チャンネルQVCで販売するキャンドルの宣伝投稿に含まれていたもの。「私のQVCキャンドルはハロウィンにぴったり!」という宣伝文句とともに掲載されていた。
Martha Stewart is addressing the backlash over her controversial Halloween costume, saying she intended to “bring more awareness” to homelessness.
The 85-year-old posted a photo of herself in ripped jeans and a distressed shirt holding a sign that read ‘I AM HUNGRY. HELP ME!!’ — then deleted it after backlash flooded her comments.
Full story here https://t.co/LxLKgxiPqE
— Fox News Entertainment (@FoxNewsEnt) November 2, 2026
この投稿に対し、SNSでは、経済的に困窮している人々を仮装の対象にするのは不適切だとして批判が殺到。「無神経だ」「貧困に苦しむ人々を笑いものにしている」といった声が上がった。
マーサはその後、投稿を削除したものの、すでに保存された画像がSNS上で拡散され、騒動は広がっていった。
「問題への関心を高めるため」から一転、二度目の声明で謝罪
11月1日、マーサは米メディアに声明を発表し、今回の仮装について説明した。
「昨日のハロウィン衣装は、ホームレスという非常に深刻な問題への関心を高めることを意図していました。人々を不快にさせてしまったことを心苦しく思っています。それは決して私の意図ではありませんでした」
さらに、ホームレス問題は米国が抱える重大な社会問題の一つだと述べ、自身も長年にわたって関連する慈善団体を支援してきたと強調した。
また、米芸能サイトJust JaredのInstagram投稿にもコメント。「私の衣装はホームレスや飢えに苦しむ人々のことを考えてもらうためのものでした」と説明し、意図が正しく伝わらなかったことを謝罪した。
しかし、こうした説明にも批判が続いた。
ドラマ『POSE/ポーズ』などで知られる俳優インディア・ムーアも反応。ハロウィンは困難な状況に置かれている人々を仮装の対象にする機会ではないと指摘し、マーサの説明は仮装そのものへの謝罪になっていないと批判した。
そして同日、マーサはInstagramに改めて謝罪文を投稿した。
「自分が本当に大きな間違いを犯したと認めるのは難しいことです。先ほどの声明では不十分でした」
続けて、多くの人々が経済的に苦しんでいる現実を理解していると述べ、次のように謝罪した。
「あのような仮装をしたことは無神経で、面白くもありませんでした。本当に申し訳ありません」
マーサはこれまで、ハロウィンを一年で最も楽しみにしている行事の一つだと公言し、毎年趣向を凝らした仮装を披露してきた。2024年にはエリザベス1世をモチーフにした豪華な衣装でも話題になった。
今回の謝罪投稿には、仮装の選択を問題視する声が寄せられた一方、「誰にでも間違いはある」「単なるハロウィンの衣装ではないか」と、マーサを擁護するコメントも寄せられている。





