映画『ハンガー・ゲーム』シリーズなどで知られる女優ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)が、過去にヌードシーンを撮影していた際、許可されていないスタッフが現場にいたことに強く抗議した経験を明かした。
10月28日公開の人気ポッドキャスト『Call Her Daddy』に出演したローレンスは、撮影現場で自分の意見を主張することについて言及。彼女が抗議した背景には、「もし18歳の無名の女優が同じ状況に置かれたら?」という、若手俳優への懸念があったという。
【ジェニファー・ローレンス出演『Call Her Daddy』】
ヌードシーン撮影中、許可されていないスタッフが現場に
番組で、キャリアを重ねるなかで自分の意見を主張するようになったかと尋ねられたローレンスは、過去の撮影で起きた出来事を告白した。
「以前、ヌードシーンを撮影していたとき、その場にいることを許可されていないスタッフが現場にいたことがありました」
ローレンスは、この状況に対して厳しく抗議したという。
通常、ヌードシーンなどの撮影では、俳優のプライバシーを守るため、現場に立ち会うスタッフを必要最小限に制限するなどの対応が取られる。
なお、ローレンスは問題が起きた作品名や撮影時期、スタッフの人数などは明らかにしていない。
「18歳の無名の女優だったら?」抗議した理由
ローレンスが強く抗議したのは、自分自身のためだけではなかった。
「私たちが今の立場でこうした原則を守らなければ、18歳の無名の女優が同じ状況に置かれたとき、どうなるのでしょうか?」
さらに、若手女優は不快な状況でも、抗議することで「扱いにくい人間」という評判が立つことを恐れ、我慢してしまう可能性があると指摘した。
「声を上げて『扱いにくい人間』と思われるか、それとも見られたくない相手に裸を見られることを我慢するか」
ローレンスは、こうした選択を若手俳優に強いるべきではないと考えている。
そして、当時の対応について、「なぜそれが許されないことなのか、関係者に説明することが重要でした」と振り返った。
ヌードシーン自体には抵抗なし 過去にはロバート・パティンソンとの撮影も
一方、ローレンスはヌードシーンそのものに抵抗があるわけではない。
以前、ロバート・パティンソンと共演した映画『Die My Love』について、監督のリン・ラムジーに芸術的な自由を与えたかったため、ヌードシーンに特別な抵抗はなかったと語っている。
撮影後、スタッフからセルライトを修正するか尋ねられた際にも、その必要はないと答えたという。また、パティンソンとの親密なシーンについても、相手を信頼していたため安心して撮影できたと明かしている。
今回の告白からも、ローレンスが問題視しているのはヌードシーンそのものではなく、俳優の同意やプライバシーが守られない撮影環境であることがわかる。
ハリウッドのトップスターとして影響力を持つローレンス。彼女の発言は、立場の弱い若手俳優たちが安心して働ける環境の重要性を改めて問いかけている。






