映画『スター・ウォーズ』がついに、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』にてクワイ＝ガン・ジンがダース・モールの前に倒れてしまった理由を明らかにした。
1999年に公開された『スター・ウォーズ』シリーズ新三部作の1作目『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』。本作では、ジェダイ・マスターのクワイ＝ガン・ジンとその弟子オビ＝ワン・ケノービが、ダース・モールと対峙するシーンまでが描かれた。
この対決は「運命の闘い」と呼ばれ、その後に続く「スカイウォーカー・サーガ」の未来はこの対決の行方にかかっていた。この闘いについてルーカスフィルムのデイヴ・フィローニは『スター・ウォーズ』のドキュメンタリーの中で「クワイ＝ガン・ジンはアナキン・スカイウォーカーのために闘っていたんだ」と明かし、「だから『運命の闘い』なんだよ。あの少年の運命だ。その結果がどうなるかによって、アナキンの人生は大きく変わることになる」と続けた。なお、激闘を繰り広げたクワイ＝ガン・ジンだったが、ダース・モールが持つ巨大なパワーの前に倒れてしまった。その後、オビ＝ワン・ケノービがダース・モールを倒したかに思われたが、その後生きていたことが明らかになる。
ではなぜ、ジェダイが2人がかりでもダース・モールを倒せなかったのか。その理由が、クラウディア・グレイの小説「Into The Dark」で明かされている。
『スター・ウォーズ エピソード』の約200年前、ハイリパブリック時代の最盛期を舞台にしたこの小説では、ジェダイがこの時すでに、ライトセーバーを用いた闘いに注力していなかったことがわかったのだ。この時代では、シスは絶滅したと考えられており、数世紀の間にダークサイドに落ちてしまったジェダイはわずか数名だった。
このことからジェダイは今後争うことはないだろうと判断し、トレーニングをやめてしまったのだ。この理念はどうやら新三部作の初めまで続いており、クワイ＝ガン・ジンとオビ＝ワン・ケノービはライトセーバーを用いた闘いに慣れていなかったと思われる。
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