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ディズニー実写映画『リトル・マーメイド』、ハリー・ベイリーのキャスティング非難について、リン=マニュエル・ミランダがついに口を開く「怒るなら、怒ったままでいい」

『リトル・マーメイド』 NEWS
『リトル・マーメイド』© 2022 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

ブロードウェイのヒット作「ハミルトン」のブレイン役として知られているリン=マニュエル・ミランダは近年、ディズニーでかなり重宝される存在となった。『メリー・ポピンズ・リターンズ』でエミリー・ブラントの相手役を務めたほか、『モアナと伝説の海』や『ミラベルと魔法だらけの家』の舞台裏で働き、『リトル・マーメイド』の実写版リメイクにも携わっている。

『リトル・マーメイド』といえば、ハリー・ベイリーが2019年7月にアリエル役として発表されたが、彼女が「Part of Your World」を歌う『リトル・マーメイド』予告編第1弾の公開後、彼女の配役が改めて注目されるようになった。インターネット上では、もともと白人として描かれていたキャラクターに黒人女優がキャスティングされたことを問題視する声が様々上がり、#NotMyArielというハッシュタグが作られた。リン=マニュエル・ミランダは、サンディエゴで開催されたL’Attitudeカンファレンスに登壇した際に、このキャスティングの非難の声について、ついに口を開いた。

「ハリーはこの役柄にぴったりです。彼女は彼らを圧倒することでしょう。それもで怒るなら、怒ったままでいい。でも、自分の選択を吟味して」と彼はコメントした。

リン=マニュエル・ミランダはこの発言をする前に、ハル・ベイリーが黒人であるという理由だけでアリエルを演じることを好まない人々に対して、1997年のテレビ映画『シンデレラ』を見るように忠告した。この映画はブランディが主人公を演じるだけでなく、ホイットニー・ヒューストン、ジェイソン・レキサンダー、ウーピー・ゴールドバーグ、バーナデッド・ピーターズ、ヴィクター・ガーバーなど、人種差別のないキャストで話題となった。ミランダは、自分の世代にとって「ゲームチェンジャーであったことを思い出すのに十分な年齢」だと言い、彼にとっては、肌の色に関係なく、あらゆる人に演技の機会を開くという意味で、ハリーが『リトル・マーメイド』をリードすることはむしろ良いことだとしている。

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