人気俳優のトム・クルーズが、元従業員からの相次ぐ殺害予告で重量級のボディーガードを雇うことを余儀なくされたようだ。
トムは、『ミッション:インポッシブル』シリーズ監督のクリストファー・マッカリーとともに元スタッフから一連の脅迫を受けた後、セキュリティ・チームを雇ったそうだ。ザ・サン紙によると、スタントプロデューサーが解雇され、「怒りの抗議」と「さらなる報復の恐れ」が生じたため、クリストファーはセキュリティチームを用意したという。
『ミッション:インポッシブル』シリーズの関係者は同誌に対し、「トムとクリスは今も同シリーズに取り組んでいる。8作目は、主にイギリスで制作しているが、元クルーとの間でどんどん不愉快なことが起きている」と語っている。さらに「撮影現場では厳重な保護と脅しばかりで、今はカメラの裏側でも同じことが起こっています」と続けた。同誌によると、この元スタッフは列車事故を描いたシーンを含む撮影場所を探す仕事を任されていたが、彼の計画は映画では実行に移されなかったという。
関係者は、「(トムは)彼の名声があるから、ほとんどの時間、彼の周りにセキュリティチームがいることに慣れている」と語り、「しかし、クリスにとっては非常に新しいこと」と述べている。
解雇されたスタッフはまた、トム、クリストファー、パラマウントスタジオに対して訴訟をしたと同誌は報じている。そして情報筋は、「すべてが非常に険悪になったが…映画関係者は、すべてはまったく問題なく、彼(解雇されたスタッフ)は、ただ怒った元スタッフだと確信している」と述べている。
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トム・クルーズ演じるスパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハントと彼率いるチームの活躍を描く全世界で大ヒットの『ミッション:インポッシブル』シリーズ。その最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、2023年に全国公開を予定している。