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デヴィッド・ベッカムの母、ヴィクトリアとの交際に猛反対していた!? 「常にサッカーが最優先だったのに…」 デヴィッドのドキュメンタリー番組がネットフリックスで配信決定

配信予定のドキュメンタリーで、さまざまな本音が明らかに?(@victoriabeckham / Instagram) NEWS
配信予定のドキュメンタリーで、さまざまな本音が明らかに?(@victoriabeckham / Instagram)

20日、Netflix(ネットフリックス)によるドキュメンタリー番組「BECKHAM(原題)」の予告編が公開され、デヴィッド・ベッカムの母や妻ヴィクトリア、そして本人の苦悩が明らかになった。

【動画】「BECKHAM(原題)」予告編

4部構成のドキュメンタリーシリーズ「BECKHAM」が、10月4日からNetflix(ネットフリックス)で配信される。このシリーズでは、元イングランド代表サッカープレイヤーであり、世界的現象となったデヴィッド・ベッカム(現在48歳)の人生を掘り下げており、元チームメイトのガリー・ネヴィルやリオ・ファーディナンド、元マンチェスター・ユナイテッド監督のサー・アレックス・ファーガソンへのインタビューも含まれている。

しかし、ファンの興味をそそるのは、ベッカムのサッカープレイヤーとしての側面だけではない。予告編では、のちに彼の妻となった、スパイス・ガールズ“ポッシュ・スパイス”ことヴィクトリア・アダムス(ヴィクトリア・ベッカム)との25年にわたる関係に迫る内容もこの番組には含まれていることがわかったのだ。

【動画】スパイス・ガールズの代表曲「Wannabe」ミュージック・ビデオ

デヴィッドの母サンドラ、息子の恋愛にハラハラ

予告編を見るに、この番組ではヴィクトリア本人からも2人の交際の初期段階や、結婚生活の浮き沈み、世間の注目を浴びながらの子育てについて詳しい話が聞けるようだ。

ふたりの初めての出会いは1997年。ベッカムが22歳だった時のサッカーの試合で、マンチェスター・ユナイテッドの選手ラウンジでふたりは出会った。ベッカムがロンドンからマンチェスターへ向かう航空券の裏に彼の番号を書いたことで交際が始まったふたりは、その1年後には結婚。ブルックリン(24)、ロメオ(21)、クルーズ(18)、ハーパー(12)という4人の子もでき、国際的に有名な家族となった。

今は4人の子も得たデヴィッドとヴィクトリア Netflix / YouTube

今は4人の子も得たデヴィッドとヴィクトリア Netflix / YouTube

ヴィクトリアと4人の子どもたち(@victoriabeckham / Instagram)

ヴィクトリアと4人の子どもたち(@victoriabeckham / Instagram)

しかし、すでに世界的に有名だった新しいパートナーとの芽生えつつある関係に強い不安を覚えていた人物もいたことが予告編で明らかになった。それはデヴィッドの母であるサンドラ・ウエスト(現在74歳)だ。

予告編の中でサンドラは「彼が努力して築き上げたものをすべて失うんじゃないかって、私たちは心配したわ。だって常にサッカーが最優先だったのに、突然そうでなくなったんだもの」と当時の不安をふり返る。それまでのひたむきの姿勢があってこその成功だとすれば、恋愛による変化が周囲を戸惑わせるのは当然かもしれない。

しかし母の心配とは裏腹に、デヴィッドは世界でもっとも偉大なサッカープレイヤーの1人となり、19個ものトロフィーを彼のチームにもたらし、イングランドのために115試合に出場した。

不安で仕方なかった母サンドラ(Netflix / YouTube)

不安で仕方なかった母サンドラ(Netflix / YouTube)

ポップスターだった妻の苦労

一方ヴィクトリア(現在49歳)はというと、彼女は彼女でもちろん苦労はあったようだ。当時すでに「史上もっとも売れたガールズ・グループ=スパイス・ガールズ」のメンバーとして殿堂入りをはたしていたヴィクトリアは、デヴィッドとのロマンスが始まった当初、マネージャーから「隠しておくように」と言われたことをふり返る。

大人気だったスパイス・ガールズ(@victoriabeckham / Instagram)

大人気だったスパイス・ガールズ(@victoriabeckham / Instagram)

「私たちはよく駐車場で待ち合わせた。みすぼらしく聞こえるかもしれないけど、言うほどひどくなかったのよ」と、“お忍び”状態だった交際も今は思い出になっているようだ。

予告編では、通り過ぎる車をファンがたたき、ふたりの長男であるブルックリンが涙を流している痛ましい映像も流れ、ヴィクトリアの「サーカスが街にやってくるとみんなは楽しいよね。もし当事者としてその渦中にいなければだけど」という皮肉な言葉が重ねられている。

“アンチ”に囲まれた壮絶な車内(Netflix / YouTube)

“アンチ”に囲まれた壮絶な車内(Netflix / YouTube)

デヴィッド本人が抱えた傷

このドキュメンタリーの視聴者は、デヴィッド・ベッカムが抱えた傷、彼のもろい一面も目撃することになりそうだ。

1998年のワールドカップでのこと。アルゼンチン代表のキャプテンだったディエゴ・シメオネによって後方から倒され激怒したデヴィッドは、うつ伏せのままシメオネを蹴ってレッドカードを食らい、退場処分となった。そのシーズン中、デヴィッドはライバルクラブのファンから罵声を浴びせられ、殺害予告までされることになった。

予告編ではデヴィッド本人の口から、「その時期の話はしたことがないよね。話せなかったんだ」「僕の心はもろく、孤独を感じていた」「食事もできず、眠ることもできなかった。自分でも思いがけなかったくらいのダメージを受けていたよ」と当時の辛い心境が語られている。

俳優でありアカデミー賞受賞監督でもあるフィッシャー・スティーブンスと、アカデミー賞とエミー賞の受賞経験のあるプロデューサー、ジョン・バッツェックが制作したこのシリーズについて、Netflixは「もっとも有名でもっとも批判も浴びたアスリートの一人であるベッカムの、個人的で決定的な驚くべきストーリーを構築し、視聴者にジェットコースターのような体験をさせてくれる」と評している。

デヴィッド・ベッカムの人生に迫るドキュメンタリーシリーズ「BECKHAM」は10月4日よりNetflixで配信。

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