ロック様ことドウェイン・ジョンソン、主演兼製作を務めた「ベイウォッチ」の大失敗は「ぜんぶ自分のせい」

「ベイウォッチ」

ロック様こと、ドウェイン・ジョンソン(46)が、主演と製作総指揮を務めた映画「ベイウォッチ」(2017)の失敗は、「すべて自身の責任」であると述べた。

映画「ベイウォッチ」は、1989年から2001年まで放送された同名のドラマをもとに制作。フロリダ州のビーチを舞台に、海難救助に挑むベイウォッチ=水難監視救助隊、ライフガードの活躍を描いた。

ドウェイン・ジョンソンは本作に、かつてデヴィッド・ハッセルホフが演じ、自身の代名詞とした役柄ミッチ・ブキャナン役で出演。共演のザック・エフロン、アレクサンドラ・ダダリオらのセクシーな水着姿も話題となったが、批評、興行成績共に、芳しい結果を残せなかった。

さらに本作は、“最低映画”をたたえる(?)ゴールデン・ラズベリー賞にもノミネート。アカデミー賞と同じタイミングの3月に開催された同授賞式で、「ベイウォッチ」は大賞である最低作品賞の受賞こそは逃したものの、新しく設けられた特別賞「ひどすぎて好きになってしまったラジー候補作品」(“The Razzie Nominee So Rotten You Loved It”)という不名誉な賞に選ばれてしまった。しかしドウェイン・ジョンソンはこの時、自身のインスタグラムで、苦笑いしながらも、受賞を面白がり、「ありたがくもラジーと、批判をちょうだいします」との受賞スピーチ動画を公開し話題となった。

それから約10カ月が過ぎ、数か月に及んだ撮影から自宅に戻ったロック様を待ち受けていたのは、あのラジー賞のトロフィーだった。彼はクリスマスに、改めてラジー賞と「ベイウォッチ」の失敗についてインスタグラムでコメントした。

投稿された写真には、ドウェインが参加したディズニー映画「モアナ」のサウンドトラックの成功を記念する大きな証書と、映画「ベイウォッチ」が受賞したラジー賞のトロフィーが写っている。ドウェインはまず「モアナ」の成功について自賛する。

「すばらしい帰宅になったよ。撮影で何カ月も家を離れていたんだけど、戻ってみたら僕のオフィスにこんなクリスマスギフトがあったんだ。1つはディズニーからもらったもので、『モアナ』のサウンドトラックが世界で500万セールスを記録したことを記念したギフトさ。僕も歌ったんだぜ。どういたしまして」

そしてドウェインはラジー賞のトロフィーについて次のようにコメントした。

「そして、『ベイウォッチ』に与えられた、このかわいらしいゴールデン・ラジー賞。
カテゴリーは、ひどすぎて好きになってしまったクソ映画。
まあ、このクソはすべて僕の責任さ。だから何かあれば僕の顔を殴ってくれよ」

ドウェイン・ジョンソンは、ユーモアを交えながら、映画の失敗の責任はすべて自分にあるとするいさぎよい姿勢を見せた。

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