『ブラック・ウィドウ』などで知られるスカーレット・ヨハンソンが、今度は悪魔の影に迫る刑事を演じる。
伝説的ホラー映画『エクソシスト』シリーズの新作『The Exorcist: Martyrs(原題)』の初予告編が、10月9日(米国時間)に公開された。
監督・脚本を務めるのは、『ドクター・スリープ』やNetflixシリーズ『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』で知られるホラー界の名手マイク・フラナガン。スカーレットの役柄や、連続殺人事件と悪魔的な存在が交錯する物語の詳細も明らかになった。
13年前に逮捕した殺人犯――再び始まる悪夢
スカーレットが演じるのは、ニューヨーク市警の刑事ジュリー・ミラー。13年前、悪魔崇拝に関わる連続殺人犯「ファーザー・サンデー」を逮捕し、街を恐怖から救った人物だ。犯人は有罪となり、ジュリーはその死刑執行にも立ち会った。
ところが現在、教会の地下室で少年が殺害される事件が発生。現場には、被害者の血でジュリーの名前が書き残されていた。すでに処刑されたはずの犯人と、新たな事件には何らかのつながりがあるのか。
調査を進めるジュリーは、かつての犯人の最期の告解を聞いた元刑務所付き司祭ウィリアム神父(キウェテル・イジョフォー)や、新人刑事ジーナ・レストレポ(サーシャ・カジェ)の協力を得ながら、恐ろしい真相へと近づいていく。
やがて浮かび上がるのは、過去の複数の連続殺人犯を結ぶ謎めいた共通点。単なる犯罪捜査では説明できない、邪悪な存在が事件の背後に潜んでいる可能性が示される。
【公式予告編】
『エクソシスト』の新章、過去作の続編ではない
本作で注目されるのは、これまでの『エクソシスト』とは異なるアプローチだ。
1973年に公開されたオリジナル版『エクソシスト』は、少女に取り憑いた悪魔と神父たちの対決を描き、ホラー映画史に大きな足跡を残した。その後もシリーズ作品が制作され、2023年には『エクソシスト 信じる者』が公開された。
しかし、今回の『The Exorcist: Martyrs』は、2023年版の直接的な続編ではなく、1973年版のリメイクでもない。同じ世界観を共有しながら、これまで描かれなかった独立した物語を展開する作品となる。
フラナガン監督はEntertainment Weeklyのインタビューで、本作を観客が危険や不安を感じるような映画にしたかったと説明。連続殺人事件を追う犯罪スリラーと、悪魔の存在をめぐる超自然的な恐怖を融合させ、新たな『エクソシスト』像を打ち出そうとしている。
豪華キャストが集結、米国では2027年3月公開
キャストにはスカーレットのほか、キウェテル・イジョフォー、ジョン・レグイザモ、ダイアン・レイン、サーシャ・カジェ、ラフル・コーリらが参加。カーラ・グギノやケイト・シーゲルなど、フラナガン監督作品でおなじみの俳優たちも出演する。
スーパーヒーロー映画では華麗なアクションを見せてきたスカーレットが、今回は不可解な事件と自身の過去に向き合う刑事をどう演じるのか。ホラー作品での新たな一面にも注目が集まりそうだ。
『The Exorcist: Martyrs』は2027年3月12日に全米劇場公開予定。日本での公開日は現時点で発表されていない。







