ラッパーのカニエ・ウェストはこれまで、音楽界においてどんなに非難されようと、支持されなかろうと、ためらわずに自分の意見発信してきた。そして今、彼は人気SF映画『スター・ウォーズ』シリーズに物申している。
カニエ・ウェストの『スター・ウォーズ』に関する発言だが、全てのファンを敵に回したというわけではない。1977年から続いた3つの三部作かららなる『スター・ウォーズ』シリーズは、そのスピンオフも含め今でもネット上で賛否両論、さまざまな議論が日々繰り広げられているのだ。
カニエは新型コロナウイルスに感染し自主隔離を余儀なくされている間、『スター・ウォーズ』にハマったそうで、ファンの間で交わされる議論にも関心を持ったようだ。先日コメディアンのジョー・ローガンが司会を務めるポッドキャスト番組に出演したカニエは、『スター・ウォーズ』に関する持論を展開した。
カニエはインタビューの中で、「この話題になるとイラ立ってしまうんだ。インタビューでオレが怒ってるのを見るのはこれが初めてだと思うよ。ファンの間では、ジョージ・ルーカスの新三部作（エピソード1～3）はディズニーが大衆向けに作ったもの（エピソード7～9）より評判が悪いらしい。『シスの復讐』では、どうやってダース・ベイダーが生まれたのかわかるんだぜ？自主隔離中に『シスの復讐』だけで10回は見た！『アナキン、ジャンプしちゃダメだ、オレの方が有利だ！』なんてね」と語った。
新三部作はファンの間でも批判のあった作品だが、カニエは声を大にしてその功績を讃えたかったようだ。
「オレは、新三部作が一番いいと思っている。ディズニーのスター・ウォーズチームには申し訳ないけどね。あれはジョージ・ルーカスの作品だよ。彼が生み出したものだ。彼がコンセプトとしている、子供たちにとってのヒーローの冒険ストーリーという部分が十分に伝わってくる」と付け加えた。
『スター・ウォーズ』ファンを公言したカニエだが、今後はファンサイトに登場してオンライン上で議論を交わすこともあるかもしれない。
