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レディー・ガガ出演の映画『ハウス・オブ・グッチ』に、本物の「グッチ」一族がお怒り! 「利益のために私たちのアイデンティティを盗んでいる」

レディー・ガガとアダム・ドライバー NEWS
レディー・ガガとアダム・ドライバー

人気歌手/女優のレディー・ガガや、俳優アダム・ドライバーらが出演する映画『ハウス・オブ・グッチ(原題)』に、グッチ一族は不満を抱えているようだ。

映画『ハウス・オブ・グッチ』は、2000年に出版されたサラ・ゲイ・フォーデンの著書「ザ・ハウス・オブ・グッチ(原題:TheHouse of Gucci: A Sensational Story of Murder, Madness, Glamour,and Greed)」が原作となっている「グッチ」ファミリーの暗殺事件を題材とした映画で、グッチ一族の栄枯盛衰、そしてマウリツィオ・グッチが元妻パトリツィア・レッジアーニに暗殺される実話を描いている。

同作ではマウリツィオ・グッチを『スター・ウォーズ』続三部作のカイロ・レン役、『マリッジ・ストーリー』で知られるアダム・ドライバーが演じ、パトリツィア・レッジアーニをレディー・ガガ、他にもアル・パチーノら豪華キャストたちが出演する。そして監督は『エイリアン』『グラディエーター』などで知られるリドリー・スコットが務める。

話題の作品であり、連日撮影現場のパパラッチ写真がネット上に出回っているが、実はグッチ一族はこの映画をよくは思っていないというのだ。

マウリツィオのいとこの一人であるパトリツィア・グッチは、APに声明を発表。「私たちは本当にガッカリしています。私が家族を代表して話しましょう。彼らはハリウッドシステムの収入を増やすため、利益をあげるために家族のアイデンティティを盗んでいます。私たち一族はアイデンティティ、プライバシーを持っています。私たちは全てについて話すことはできますが、超えられない境界線というものがあるのです」と明かした。

さらにパトリツィアは、監督リドリー・スコットの妻で映画プロデューサーのジャンニア・ファシオにも連絡を取ろうとしたと明かし、またセットから取られたパパラッチの写真に対しても苦言を呈している。

パトリツィアは「私の祖父は、他のメンバーたちのようにとてもハンサムな男性でした。非常に背が高く、青い目で、とてもエレガントでした。そんな祖父をそれほど背が高くないアル・パチーノによって演じられています。写真を見ると彼は太って背が低く、もみあげがあり、とても醜い姿です。アル・パチーノは祖父に似ておらず、本当に恥ずべきことです」と、アル・パチーノを批判し、またパオロ・グッチを演じるジャレッド・レトについても「ひどい、ひどすぎる。私はいまだに気分を害しています」とバッシングしている。

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