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アンバー・ハードは「境界性パーソナリティ障害(BPD)に苦しんでいる」ジョニー・デップとの裁判で弁護側の心理学者が証言、BPDが意味することとは?

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『パイレーツ・オブ・カリビアン』などで知られる俳優のジョニー・デップが、元妻の女優アンバー・ハードに対して起こした名誉毀損訴訟。新たな報道では、ジョニーの弁護側の心理学者が、アンバーは境界性パーソナリティ障害(BPD)に苦しんでいると証言している。

臨床心理学者のシャロン・カーリー博士は、ライセンスを持っているが、認定医ではない。これはアンバー側の弁護士から指摘されている。

カーリー博士はアンバーが「境界性パーソナリティ障害(BPD)と演技性パーソナリティ障害(HPD)を組み合わせた心理的症状を示している」とと証言した。

境界性パーソナリティ障害(BPD)の人は、感情のバランスを合理的にとる能力が損なわれているのだという。国立精神衛生研究所によると、BPDの患者は衝動的で無鉄砲、不安定になりがちで、そのため親密な関係を維持することが困難だという。

また演技性パーソナリティ障害(HPD)は、ドラマチックな演出を好み、注目を集めようとする傾向にあり、対人関係に不安を抱えやすいという。この疾患と診断された人は、しばしば薬物乱用に苦しみ、怒りを爆発させたり、自傷行為や自殺を脅したりする傾向があるそうだ。

カーリー博士は、アンバーのこれまでの「過度に劇的なプレゼンテーション」と「印象的なスピーチ」によってBPDとHPDであることは証明されており、「本当に中身がない」と説明している。

また博士は証言の中で、有名人のクライアントを担当することが多いと述べ、ジョニーの弁護士から提供された事件資料と、アンバーとの2回の面談をアレンジして評価を行ったという。そして「アンバーは、ジョニーとの敵対関係によって、心的外傷後ストレス障害の症状を“著しく誇張”した」と結論付けたと、博士は述べている。

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