トム・クランシー小説のキャラクター、CIA分析官ジャック・ライアンを主人公として描いた人気ドラマシリーズ『トム・クランシー／CIA分析官 ジャック・ライアン』がいよいよファイナルシーズンを迎える。Prime Videoでのファイナルシーズン配信に先駆け、tvgrooveはジャック・ライアン役のジョン・クラシンスキー 、ライアンの元上司 ジェームズ・グリーア役のウェンデル・ピアース、 元CIAベネズエラ支局長マイク・ノーベンバー役のマイケル・ケリーにインタビューを決行。キャストたちの第一印象と、現在の関係について伺ってきた。
ーー４シーズンを通してキャストやスタッフの絆も深まったのではないかと思います。今、振り返ってみて、一緒に働いているキャストの第一印象はいかがでしたか？ 最初にあった頃と今では、関係はどのように変化しましたか。
ジョン・クラシンスキー：ぼくにとってこのシリーズのお気に入りの部分は、このキャストと一緒に仕事ができること、そして脚本家たちがまとめる脚本だと思う。そうだね、ぼくたちはみんな絆を深めてきたし、スタッフも一緒に苦労してきた。このシリーズは大きくて、撮影は時には困難なものだったけど、世界中を飛び回っていたから、みんなが協力しあっていたんだ。
でもぼくにとって、この2人と一緒に仕事をするのはスリル満点だったよ。一緒に仕事をする前から2人の大ファンだったんだ。だから第一印象はあまりなかった。彼らに会う前から、大好きなキャラクターと豊富な情報があったんだ。だから第一印象というより、緊張の方が勝ってたと思う。最初の日に彼（ウェンデル）と一緒に現場で座ったときはとても緊張した。彼は「あの彼」で、最高の才能を持っているからね。
そして、シーズン2では、マイケル・ケリーにオファーを出した時のことを覚えている。本当に出演してくれるの？ってね。そう、だからぼくは彼らの大ファンだったし、むしろ一緒に仕事ができるように自分を落ち着かせることのほうが重要だったね。
『トム・クランシー／CIA分析官 ジャック・ライアン』ファイナル・シーズン © Amazon Studios
マイケル・ケリー : 私にとっては、このショーに参加することがとてつもなく怖かったし、彼らはすでにシーズンを一緒に終えてた。どんなショーでもどんなセットでも、緊張して吐きそうになったり、不安でいっぱいになったりするんだ。でも、彼ら2人と一緒に仕事をするとき、明らかに、彼らはすでにすばらしい関係を持っていたんだ。とても怖かったけど、2人ともすぐに私を迎え入れてくれたし、最初の年からすでにそこにいたかのように感じさせてくれた。
昨晩、ウェンデルと話していたんだけど、マイク・ノーベンバーが第2シーズンの終わりまでに、ここにいるメンバーのような関係になるには時間がかかるんだ。というのも、私たちがあっという間に築き上げた関係は、台本に書かれているものではなかったからね。だから、その関係から自分を切り離し、私たちが「すでにすばらしい友人である」という部分を演じないようにしなければならなかった。彼らはとても歓迎してくれたよ。
『トム・クランシー／CIA分析官 ジャック・ライアン』ファイナル・シーズン © Amazon Studios
ウェンデル・ピアース：昨晩考えていたことなんだけど、私が発見したことは、すばらしい友情を築いていることが、仕事に反映されていて、こうやってインタビューでも見られる。これは貴重なことで、私たちの仕事の質のレベルも非常に高い。昨晩、それを見て、シーズン全体を振り返って、そのレベルの高い仕事と、ジョンが創り出したビジョンに本当に感動したよ。一つ心配なのは、これから先、劣るものを作らなければならないのか・・ということだね。
ジョン：それが当然の結論になっているところがいいね（笑）
ウェンデル：そうだね（笑）
ジョン：おそらく「それはすばらしい」と思っている人もいるだろう（笑）
『トム・クランシー／CIA分析官 ジャック・ライアン』ファイナル・シーズン © Amazon Studios
ウェンデル：次のプロジェクトが楽しみだけど、（このシリーズの）クオリティのレベルはとても高かった。演技の質、脚本の質、そしてスクリーンに映し出されたものは本当にハイレベルだった。高いハードルが設定されただけでなく、すばらしい時間とすばらしい仕事の思い出として、本当に心に残るものだったよ。
（インタビュー終わり）
『トム・クランシー／CIA分析官 ジャック・ライアン』ファイナル・シーズン
6月30（金）Prime Videoで独占配信開始
© Amazon Studios
作品ページ：https://www.amazon.co.jp/dp/B0BYTCZ1BQ
