現在服役中の米ラッパー、ショーン・“ディディ”・コムズ(56)が、刑務所で頭を負傷し、病院に緊急搬送されていたことがわかった。原因はなんと、二段ベッドの上段に頭をぶつけたことだったという。
米メディア「Page Six」が10月13日に報じたもので、ディディはすでに回復に向かっているという。一方、刑務所内でのトラブルも相次いで報じられており、出所予定日まで延期される事態となっている。
深夜1時に救急搬送 原因は二段ベッドだった
ディディが現在服役しているのは、米ニュージャージー州にある連邦刑務所「フォート・ディックス」だ。
米メディア「TMZ」によると、10月10日(土)の午前1時ごろ、ディディは救急車で刑務所から近くの病院に運ばれた。頭にケガをしていたものの、命に別状はなく、意識もはっきりしており、会話もできる状態だったという。
当初、なぜ頭を負傷したのかは明らかになっていなかった。しかし、その後Page Sixの取材に応じた関係者が、二段ベッドの上段に頭をぶつけたことが原因だったと説明。現在はかなり回復しているという。
ディディの代理人は「報道は把握しており、現在、詳しい状況を確認している」とコメント。「ショーンの健康と安全を何よりも優先している」と述べ、心配の声を寄せた人々に感謝を伝えた。
刑務所内でトラブル続出? 出所予定日も約6週間延期
ディディをめぐっては、今回のケガとは別に、刑務所内での問題行動も報じられている。
TMZによると、ディディは受刑者同士のけんかや、禁止されている携帯電話に関する違反などで、複数回にわたって規則違反を記録されていたという。
その結果、刑期を短縮できる「善行日数」41日分と、刑務所内の売店を利用できる特典400日分を失ったと報じられている。
さらに9月には、米NBC Newsがディディの刑務所生活について報道。他の受刑者に掃除や料理をさせていたほか、アルコールや携帯電話など、通常は持ち込めない物品を手に入れていた疑惑も浮上した。
こうした報道の後、ディディは再び独房に移されたとも伝えられている。ただし、刑務所内での特別待遇や規則違反については、代理人が一部の報道に反論している。
そして、出所予定日にも変更があった。当初は2028年1月21日に出所する予定だったが、現在は2028年3月2日に延期されている。約6週間、出所が遠のいたことになる。
ただし、出所予定日が変更された詳しい理由について、当局は公式には明らかにしていない。
2025年に禁錮50か月の判決 現在も服役中
ディディは2025年、売春を目的とした人物の移送に関する2件の罪で有罪となり、禁錮50か月の判決を受けた。一方、より重い罪にあたる性的人身取引や組織犯罪共謀の罪については無罪となっている。
現在もニュージャージー州のフォート・ディックスで服役しており、判決に対する控訴も進めている。
今回の頭部のケガについては、幸い命に別状はないというディディ。しかし、刑務所内での規則違反や出所予定日の延期など、収監生活をめぐる騒動はまだ続きそうだ。





