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マイリー・サイラスVSニッキー・ミナージュのバトルがまさかの再勃発! 2人の波乱の不仲歴史を振り返る

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マイリー・サイラスと、ニッキー・ミナージュ

人気歌手/女優のマイリー・サイラスと、人気女性ラッパーのニッキー・ミナージュとの間に再びバトルが勃発しているようだ。

まずふたりが関わるようになったのは2013年8月のこと。マイリーとニッキーは友人同士ではなかったものの、ふたりが一緒に曲作りで関わっている音楽プロデューサーであるマイク・ウィル・メイド・イットと一緒にスタジオする写真が公開された。
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2014年8月、ニッキーの楽曲「アナコンダ」のショットでの、ニッキー体にマイリーやマイリーが演じた「ハンナ・モンタナ」の顔が合成されている画像をマイリーがツイッターに投稿。さらにニッキーがその画像をインスタグラムに投稿した。ふたりは共にこの画像をおもしろがっていたようだ。コメントを読む限りふたりは結構仲が良さそうな様子。
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2014年8月、ニッキーが「アナコンダ」のミュージックビデオをリリース。当時のYouTube記録を打ち破るほど話題となったが、翌年2015年7月のMTV主催の音楽授賞式「MTV ビデオ・ミュージック・アワード(VMA)」で最高賞にノミネートされず、これは黒人女性への差別だ、「スリムな女性を讃えるビデオなら、ビデオ・オブ・ザ・イヤーにノミネートされるのよね」と、暗にテイラー・スウィフトをバッシングするようなツイートを投稿した。その後ニッキーとテイラーは「VMA」のステージで和解した。

2015年8月、マイリーはニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、このニッキーとテイラーのやりとりについて聞かれると、ニッキーの発言が「無礼だ」とコメント。「すごくニッキーらしいわよね。ニッキーはそんなに優しくないって知ってるでしょ。あんまり思いやりがないのよね」と、ニッキーに問題がある答え方をした。

そして2015年8月30日に開催された「VMA」で生放送中にマイリーとニッキーがバトルすることに。この時マイリーは同音楽授賞式でホストをつとめており、最優秀ヒップホップ・ビデオ賞を受賞したニッキーは、ステージでの受賞スピーチの終わりに「それでは…メディアに私について色々言った、この“ビッチ”の話に戻りましょうか。マイリー調子はどう?」と、大勢の観客の前でマイリーをビッチと呼びケンカを売ったのだ。マイリーは一瞬固まり、会場は一気に不穏な空気に包まれたが、マイリーは「ねえ、私たちってこの業界で色々なインタビューを受けて、好き勝手に書かれてしまうわよね。おめでとうニッキー」とかわし、次の賞に移った。

その後不仲に思われたマイリーとニッキーだが、2018年7月、マイリーがニッキーの新曲「Chun-Li」に合わせてダンスする動画を公開。マイリーなりにニッキーに歩み寄ろうと思ったようだ。
https://www.instagram.com/p/Bk8dpb0B3Xl/?utm_source=ig_web_copy_link

しかし、マイリーが今年5月にリリースしたEP収録曲である「Cattitude」では、歌の中で「ニッキーのことは大好きだけど、私はカーディ(カーディ・B)だけを聴くの」と歌い、遠まわしにニッキーのライバルであるカーディを持ち上げ、ニッキーのことをディスったと話題になった。これについてマイリーは、「キャピタルFM」のインタビューで、これはニッキーをバッシングしているわけではない、どちらも全く違い、どちらのことも評価していると語った。

そんなニッキーが先週、自身のポッドキャスト「Queen Radio」でマイリーを痛烈に批判した。マイリーについてニッキーは「『パーデュー・チキン』は二度とクイーンに向かってくだらないことを言うな!」とブチ切れ、マイリーのことをどこにでも売っているパーデュー・チキンに例えた。さらにニッキーは「これが彼女がしたことなのよ。そもそも彼女は雑誌のインタビューで理由もなく私のことを軽蔑して、スタジオで彼女がマイク・ウィル・メイド・イットのディックをくわえているのを見たんだから。そして今度はピンクのウィッグ(マイリーが出演したネットフリックスの作品『ブラック・ミラー』のキャラクター)をかぶってさ。みんな私になりたがるの」と、マイリーをバッシングした。

マイリーとニッキーの確執は当分解けることはなさそうだ…。

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