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テイラー・スウィフト、過去に所属したレコード会社を買収したスクーター・ブラウンを痛烈批判し長文を投稿! 「ずっと私をいじめてきた」「最悪の悪夢」

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テイラー・スウィフト

人気歌手テイラー・スウィフト(29)が、過去に所属したレコード会社を買収したスクーター・ブラウンを痛烈批判する長文を投稿した。

ジャスティン・ビーバーアリアナ・グランデの敏腕マネージャーとして知られるスクーター・ブラウンの会社である「イサカ・ホールディングス」が、カントリー・ミュージックに特化したレコードレーベルとして知られる「ビッグ・マシーン・レコード」を買収したことが明らかになった。

米時間6月30日、デビュー当時から「ビッグ・マシーン・レコード」に所属し、去年契約を解消したテイラー・スウィフトは、SNSのタンブラーにて、この件について長文で書きつづった。

テイラーは「何年もの間、私は自分の音楽の権利を所有したいと懇願してきました。そして新しいアルバムを1つ出すたびに、1つアルバムを取り戻せるという契約にサインする機会が得られましたが、私は拒否しました。なぜならもしそれにサインしてしまったら、(『ビッグ・マシーン・レコード』のCEO)であるスコット・ボーチェッタは、レーベルを売り、私の結果も、私の将来も売るだろうとわかっていたからです。だから私は自分の過去を残すため、耐え難い選択をしなければなりませんでした。私がベッドルームの床で書いた楽曲、私が考え出し、バーやクラブやアリーナ、そしてスタジアムで稼いだお金で作ったビデオもです」

「今日の(買収の)ニュースでおもしろい事実がいくつかあります。私はスクーター・ブラウンが私の過去の原盤権を買ったことを、世界にこのニュースが発表されたときに知ったんです。その時私が思ったことは、私が何年もの間、彼によって操作された絶え間ないイジメでした。キム・カーダシアンが、違法に録音した電話の内容をリークしたとき、スクーターはふたりのクライアント(ジャスティン・ビーバーとカニエ・ウェスト)を使って、オンライン上で私のことをいじめたんです。さらに彼のクライアントであるカニエ・ウェストは、私を裸にして、リベンジポルノのミュージックビデオ(『フェイマス』のMV)を作った時です。スクーターは、私が買収するチャンスを得ることができなかった、私の人生の作品を奪い取ったのです。本質的に、私の音楽の遺産は、それを破壊しようとしている人物の手の中にあるのです」

「これは私にとって最悪のシナリオです。『ロイヤルティー(忠誠心)』という言葉は、単なる契約上の概念でしかない人と、15歳の時に契約するとこうなってしまうのです。そしてその人が『音楽には価値がある』と言うとき、彼はその価値は作り手とは関係ない人たちのところにあるのです。私が原盤の権利をスコット・ボーチェッタの手に残したとき、私は彼がいずれそれらを売るだろうと、その事実を私は受け入れました。そしてその買い手がスクーター・ブラウンになるということは最悪の悪夢としても想像さえしませんでした。スコットが私が『スクーター・ブラウン』という名前を口にするのを聞くときは、私が泣いているとき、または泣かないようこらえているときでした。彼は自分がしたことをわかっている。(スクーターもスコットも)ふたりともわかっている。彼らは提携を望まない女性をコントロールしているのです。永続的に。それは永遠にということです」

「ありがたいことに、現在私は私が作ったすべての作品を所有できると信じることができるレーベルと契約しました。ありがたいことに、私は自分の『将来』ではなく、『過去』をスコットの手に委ねました。そして音楽界への夢を抱く若いアーティストや子供たちがこれを読み、交渉の中で自分自身をよりちゃんと守る方法について学んでくれたらと願います。あなたは、あなたが創造する芸術を所有する価値があるのです。私は過去の自分の仕事をこれからもずっと誇りに思うでしょう。しかしよりヘルシーなオプションとして、『Lover』を8月23日にリリースします」と、長文で書きつづった。

テイラーは、去年11月に「ビッグ・マシーン・レコード」との契約を解消し、「リパブリック・レコード」と契約したことを発表。その背景にはこういったストーリーがあったようだ。また自身を長年いじめたというスクーターに自身の過去6作品のアルバムの原盤の権利が譲渡されることに大変ショックと憤りを感じたことを明らかにしている。

さらにこの長文には、過去にジャスティン・ビーバーが、スクーターとカニエとフェイスタイムし「テイラー、調子はどう?」と、テイラーのことをバカにしている写真の投稿をリポスト。テイラーは写真のスクーターの部分に「これが、私が最悪な状態のときにソーシャルメディアで私のことをいじめていたスクーター・ブラウン。彼は私がこれまで作ったすべての楽曲を所有しようとしている」と、コメントしている。

テイラーのこの文章に多くのアーティストたちや業界人たちが、サポートを表明している。

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