ヒラリー・ダフ(31)が、実在の女優シャロン・テートの悲劇的な死を演じる新作「The Haunting of Sharon Tate(原題)」の予告動画が公開された。
「The Haunting of Sharon Tate」の題材になっているのは、1960~70年代にかけて世間を騒がせた、カルト指導者チャールズ・マンソン(2017年に獄中で死亡)が起こした殺人事件だ。マンソンはこのころ、「ファミリー」と呼んだ疑似生活共同体を率いており、その中で信者たちに命じ、いくつかの殺人事件を決行。1969年に起こした事件が、ロマン・ポランスキー監督の妻(当時)で妊娠中だった26歳の女優シャロン・テートを含む、5人の無差別殺人事件だ。
Deadlineによれば、本作はシャロン・テートの死去までの数日を描いたもの。故人が生前にインタビューで話した言葉が引用されており、「家に幽霊が出る」という話や、まるで自身がカルト信者の手にかかって非業の死を遂げる未来を予想したかのような発言も用いられている。
約1年前、ヒラリー・ダフはシャロン・テート役に扮した写真を公開し、「この2週間、インディペンデント作品でシャロン・テート役を演じるという、信じがたい機会に恵まれました。彼女は素晴らしい女性で、とても名誉に感じます」と述べていた。
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同じくシャロン・テートの事件を扱った映画として、クウェンティン・タランティーノ監督作「Once Upon a Time in Hollywood(原題)」も公開を控えている。こちらの作品ではテートの役をマーゴット・ロビーが演じており、ブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオの共演も話題だ。
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