米人気司会者のジミー・キンメルが、黒人ラッパーのスヌープ・ドッグをマネし差別的な言葉を使用している過去の動画が浮上。大バッシングを受け、ジミー本人が謝罪文を出した。
人気トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!(原題:Jimmy Kimmel Live!)」で、司会を長年務めているジミー・キンメル。彼が1996年に出演した音楽動画で、黒人ラッパーのスヌープ・ドッグのマネをし、差別用語「ニガー」を複数回言っていることがわかった。顔は黒塗りにし黒人に似せていたという。楽曲のタイトルは「Christmastime in the LBC」というもの。
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In 2018, Jimmy Kimmel begged Tom Arnold to release a Trump 'N-word' tape. No tape has surfaced.However, in audio obtained by Fox this weekend, Kimmel imitates a black comedian (https://t.co/dN9pe8MN0y) and uses the 'N-word' six times. (https://t.co/yJ5gPDxygC). 1/2
— Gregg Re (@gregg_re) June 22, 2020
この曲の中で、スヌープ・ドッグのマネをしているジミーは「俺と俺のニガーはこのクソクリスマスツリーを吸ってやる」「太ったニガーがソリに乗ってクソをばらまいてる」などといった歌詞を歌っており、合計6回ニガーという言葉を使っている。
これがネットで出回り、「人種差別的」「黒人をバカにしている」などと大バッシングを受けた。
この批判を受け、ジミーは6月23日に謝罪文を発表。ジミーは「これを言うのをためらっていました。なぜなら、謝罪と弱みを同等だと思う人々がこれ(謝罪)を勝利かのように祝福するからです。でもこの遅れは間違いでした」と、謝罪までに時間がかかってしまった理由を説明。
さらに「みなさんからのリスペクトが一番大切ですし、私がしたメイクアップや使った言葉により傷ついてしまった方々へ謝罪します」と謝った。
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— Yashar Ali 🐘 (@yashar) June 23, 2020