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アマゾン創設者ジェフ・ベゾス、自宅周辺にギロチンを置かれる! 人々から抗議デモ、一体なぜ・・・?

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ジェフ・ベゾス

誰もが知るネットショッピングサイト「Amazon.com」の共同創設者であるジェフ・ベゾスが、自宅の外にギロチンのレプリカを置かれるといった事態が起こった。

TMZによると6月28日、ジェフ・ベゾスが所有するワシントンD.C.にある自宅の外側にギロチンが置かれた。刃は本物ではなく、作り物であったというそのギロチンには「金持ちじゃなく、貧しい人々をサポートせよ」といった看板が付けられており、ベゾス氏に対する抗議メッセージであった。ベゾス氏の総資産は1600億ドル(約17兆円)にも上ると言われている。

人々は彼の自宅周辺に集まり抗議デモをしたというが、ギロチンのインパクトとは反対にとても平和的なデモであったそうで、人々はベゾス邸の前で座り込んだり、立ったりしていただけだという。同誌によると、このギロチンは1793年のフランス革命で処刑されたマリー・アントワネットを模しているとのことだ。恵まれた貴族に生まれたマリー・アントワネットは貧困などを気にかけず、民衆軽視によって国民から反発されていた。彼女はギロチンにより処刑されている。

この抗議が行われている際に、ベゾス氏が家にいたかは不明。

では、人々はなぜ彼に対し抗議を行ったのだろうか?デモを呼びかける文章には「アマゾンは私たちを監視するために警察に直接協力している。利益という名のもとに、人種差別の恐怖をさらにかきたてている。組合潰しや従業員の不当な扱いがさらに悪化している。ジェフ・ベゾスに『もう十分だ!』と言いましょう!」と書いてあったという。

ちなみにジェフ・ベゾスは、人種差別撤廃運動の「Black Lives Matter(黒人の命は重要)」を支持する考えをSNSで示しており、これに対し来たアンチのメールなども晒すなど運動に参加している。

今回の件に関し、ベゾス氏からのコメントなどは出ていない。

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