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オリヴィア・ロドリゴ、自身のルーツと現在の地位について語る「これまで『ポップスター』はいつだって白人の女の子だった」

オリヴィア・ロドリゴ MUSIC/ARTISTS
オリヴィア・ロドリゴ

女優で歌手のオリヴィア・ロドリゴがVマガジンのインタビューに登場し、自身のルーツでもあるフィリピンについて語っている。

今回インタビュアーを務めたのは、トーク番組「Saturday Night Live」の司会をつとめる中国系アメリカ人のボーウェン・ヤン。

ボーウェン・ヤンは、フィリピンとアメリカのハーフであるオリヴィア・ロドリゴに対し、「僕は君のこと、ミュージシャンとしてもアジア系アーティストとしてもとても革新的なことをしていると思うんだ。でも、これって君のキャリアへのアプローチ方法に何か影響を与えているのかな?なぜかというと、僕の場合、そのことを考え過ぎると自分自身が飲み込まれそうになってしまくんだ。だから僕は、たまにしかその引き出しを開けない。でも君の場合はどのくらいの頻度で開けているんだい?」と質問を投げかけた。

オリヴィアは「そのあたりに関しては、私もあなたも共通する部分がたくさんあるわね。それに、考えるということ自体素晴らしいことだわ」と答え、「ときどき、私より若い女の子たちからダイレクトメッセージが来るの。その子たちは、『これまでに、私のような人が今の私の地位にいるのを見たことがない』って言うのよ。これを読むたびに泣いてしまうわ。考えてみて。確かに、私自身もこれまで見たことがなかった。そう、『ポップスター』はいつだって白人の女の子だったのよ」と続けた。

さらにオリヴィアはこのインタビューで、先日ホワイトハウスにてジョー・バイデン大統領と面会した際のエピソードについても明かしている。

影響力のあるアーティストとして、若者に新型コロナウイルスのワクチン接種を促すキャンペーンに参加したオリヴィアは「ホワイトハウスに足を踏み入れた瞬間は、まるで博物館にいるみたいだった。目の前にジョージ・ワシントンの剣があるんだもの。でもそれ以上に、若い人達にワクチン接種を呼びかけることができてよかった。同じメッセージを発信するために政府と協力したのよ。すごく大きな意味のある瞬間だった」と語っていた。

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