ルイ・ヴィトンのファッションショーに活動家が乱入するハプニング! なんとモデルに混ざり華麗にランウェイ・・彼らが世界に伝えたかったメッセージとは?

ルイ・ヴィトンのファッションショーに乱入した環境活動家
ルイ・ヴィトンのファッションショーに乱入した環境活動家

世界的な人気を誇る有名ブランド、ルイ・ヴィトンのファッションショーに環境活動家が乱入し、ランウェイを歩くハプニングが起きた。

今月5日、パリ・ファッション・ウィークの最後のイベントとして、ルーヴル美術館でルイ・ヴィトンの2022年春夏コレクションが開催された。「時の仮面舞踏会」をテーマに行われたこのコレクションでは、様々な時代のスタイルに現代の感覚を織り交ぜた、モードでラグジュアリーな装いがランウェイを彩った。

ところが、ショーの中盤で現れたのは意外な装いの女性だった。「Overconsumption=Extinction(過剰消費=絶滅)」と書かれた旗を持った環境活動団体のメンバーが、ランウェイに乱入したのだ。

この女性は、環境活動団体「エクスティンクション・レべリオン」に所属するマリー・コヘットさんで、モデルに混ざって颯爽とランウェイを歩き、カメラの前で数秒間ポーズをとった。その後、異変に気付いた警備員によって取り押さえられ、会場の外へと追い出された。

しかし、その後も同じ団体の活動家たちが複数人ランウェイに乱入。そのうち2人は警察に逮捕され、ルイ・ヴィトンのファッションショーは別の意味でも大きな注目を集めることとなった。

会場の外には、この団体を含めた3つの環境保護団体が集まり、ファッション業界がいかに環境に悪影響を与えるかを訴えるパフォーマンスが行われた。

ファッション業界が環境に及ぼす負荷は大きく、世界で2番目の環境汚染産業ともいわれてきた。ファストファッションの生産工場での児童労働や、賃金の搾取(さくしゅ)も近年大きな問題となっている。社会や環境に配慮(はいりょ)を掲げるブランドが増加する一方で、現状は未だ深刻なままである。

ショーに乱入した団体は、「新しいコレクションを出し続け、生産し続ける風潮にルイ・ヴィトンは責任を持つべき」と語り、今後もこのような活動を継続する意向を示した。

今回の騒動に関与した3つの団体は、ショーの後に共同声明を発表し、ファッション業界の生産量を直ちに削減させるようフランス政府に求めた。

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