スペイン出身の俳優ハビエル・バルデムとペネロペ・クルス。ハリウッドでも大活躍しているこの夫妻はスペイン・マドリードの郊外に住んでいるが、そんな2人がなんと今年のアカデミー賞で歴史を刻んだ。
なんと、ハビエルは『愛すべき夫妻の秘密（原題：Being the Ricardos）』でデシ・アルナズ役を演じて主演男優賞にノミネートされており、ペネロペは『Madres paralelas（原題）』で主演女優賞にノミネートされているのだ。
ちなみに、キルスティン・ダンストとジェシー・プレモンス夫妻もそれぞれノミネートされており、カップルが2組同時にアカデミー賞にノミネートされるのは、歴史上初めてのことだという。
ハビエルは、自分のノミネートは「本当に光栄なことで、認められた特権だ」としながらも、「最も幸せを感じるのは妻のノミネートだ」と述べている。「もし私たちが普通の人だったら、パーティーをするだろうね。でも、私たちは実はとても退屈なんだよ」とコメントしている。
ハビエルとペネロペといえば長年の友情の末、ハビエルがペネロペにアタックしたという。1992年の映画『ハモンハモン』のセットで出会った2人はすぐに相思相愛になったが、2007年にウディ・アレン監督の『それでも恋するバルセロナ』を共に撮影したことで恋愛関係になったのだという。
2010年にバハマで家族だけの静かな結婚式を挙げた2人。彼らには、10歳のレオと8歳のルナの2人の子供がいる。
第94回アカデミー賞は、日本では、3月28日（月）午前7:30からWOWOWにて、同授賞式が独占生中継・配信される。WOWOWの放送では、授賞式当日、案内役のジョン・カビラ、宇垣美里とともに、スペシャルゲストとして中島健人（Sexy Zone）、スタジオゲストには河北麻友子、町山智浩が授賞式の熱気と興奮をリアルタイムで伝えていく。
