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ジャスティン・ビーバー、顔の半分がマヒするラムゼイ・ハント症候群であることを公表 「かなり深刻な状況です」 公演も一部延期[動画あり]

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人気歌手のジャスティン・ビーバーが、ラムゼイ・ハント症候群という症状があらわれ、顔面神経マヒに苦しんでいることを告白した。

 

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ジャスティン・ビーバーは現地時間6月10日、インスタグラムに動画を投稿。そこでジャスティンは「ハーイみんな、ジャスティンです」と話しだしているのだが、まばたきをした際に片目しかつむっていないのがすでに分かる。

この動画でジャスティンは「近況を報告したいと思います。おそらくもう僕の顔をみてわかると思いますが、今ラムゼイ・ハント症候群という症状がでています。これはウィルスが原因で、耳や顔の神経がやられています」と、ラムゼイ・ハント症候群にかかっていると告白した。

「見てわかるように、僕の片方の目はまばたきせず、こっちがわ(右がわ)では笑えず、鼻も動かせません」と、症状の詳細を見せるジャスティン。この病気によりツアーの一部をキャンセルしたことについて「コンサートがキャンセルになって嫌な思いをしている人たちへ伝えたいのは、僕は今、身体的にライブができないということです」と、ステージに立てない理由を話した。

ジャスティンは「病状はかなり深刻です。こんなことになりたくなかったけど、僕の体は明らかに“スローダウンして”と言っている。理解してもらえると嬉しいです」と語った。彼の公演については今週、近日に開催予定だった3本の延期が発表されていた。

略してハント症候群と呼ばれるラムゼイ・ハント症候群。この原因は、小児期にかかる“みずぼうそう”のウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が顔面神経節内に残っており、体調不良や疲れ、ストレスなどにより免疫力が低下したときに、このひそんでいたウイルスの再活性化にともない顔面神経が傷害されて発症すると言われている。

治療は副腎皮質ホルモン(ステロイド)や抗ウイルス剤の投与だが、発症後の治療開始が遅くなるほど、顔面神経マヒの後遺症が残る確率が高くなる。また、ハント症候群の方が他の顔面神経マヒよりもマヒの後遺症の割合が高くなるという。

動画では「この期間は休みを取って、顔のエクササイズもしてもとに戻れるよう頑張ります。どのくらい時間がかかるかはわからないけど、もとに戻します」「希望を持っているし、神を信じている。(この病気になったのには)何か理由があると信じています。その理由は今はわからないけど、とりあえずは休みます」と、回復への意欲を語ったジャスティン。これを見た多くのファンや著名人の友人らが「大好きだよ」「ジャスティンなら病気に打ち勝てる!がんばれ!」などと励ましのコメントをしている。

ジャスティンは2020年にも、ライム病を患っていることを告白しており、ライム病のせいでうつの症状が出ていることも明かしていた。しかし病名がわかったことにより適切な治療にも取り組め、ここ最近は目立った症状もあまり見られなかった。

ジャスティンの症状が一刻も早く落ち着くことを願うばかりだ。

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