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英ウィリアム王子、故ダイアナ元妃へ思いをはせる 「母とホームレスシェルターを訪れて…」 最新エッセイで亡き母とのエピソードをつづる

故ダイアナ元妃とウィリアム王子(1983年) NEWS
故ダイアナ元妃とウィリアム王子(1983年)

イギリス王室のウィリアム王子が、新作エッセイで亡き母ダイアナ元妃について振り返っている。

このたびウィリアム王子は、ホームレスを支援する雑誌「The Big Issue」に新たなエッセイを寄せた。

この中で彼は、ダイアナ元妃が、ホームレス向けのシェルターへまだ幼かった自分と弟のヘンリー王子を連れて行ったことを明かしている。

「私が初めて母とホームレスシェルターを訪れたのは、11歳のころでした。母は見過ごされ、誤解されている問題に光を当てようと、自分なりの解決策を探っていたのです」と切り出したウィリアム王子は、「それから30年近くが経ち、数え切れないほどのプロジェクトが発足し、力強く成長していく様子を目の当たりにしてきました。私がパトロンをつとめる慈善団体も、その1つです」と続けた。

ウィリアム王子といえば、ホームレスシェルターの支援団体「The Passage」と「Centrepoint」のパトロンをつとめている。

さらに王子はエッセイの中で、「新たな取り組みが国内各地で始まり、成功したものもあればそうでないものもありました。しかし、『The Big Issue』は、おそらくこれらの組織の中で最もよく知られた存在であり、間違いなく影響を及ぼしてきたでしょう」とつづると、今後ジョージ王子(8)やシャーロット王女(7)、ルイ王子(4)の3人の子供たちも、時期をみてプロジェクトに参加させる予定であることを明かしている。

「将来は、母が私にしてくれたように、ジョージやシャーロット、ルイを連れて、最も困っている人々を支援するこのすばらしい活動をするこの団体を見にいきたいと考えています」と記したウィリアム王子は、「母が本能的に知っていたように、そして私が強調しつづけるように、問題を解決するための一歩は、すべての人が問題の本質を理解することです」と呼びかけている。

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