NEWS

テイラー・スウィフト、新MV「Anti-Hero」で摂食障害をネタに!? 物議を醸すも、この経緯を知るファンが必死に擁護

テイラー・スウィフト NEWS
テイラー・スウィフト

テイラー・スウィフトの新しいミュージック・ビデオが、ネット上で物議をかもす事態となっている。

このたびテイラー・スウィフト待望の最新アルバム「Midnights(ミッドナイツ)」に収録されている「Anti-Hero」のミュージックビデオが公開された。

【動画】Taylor Swift – Anti-Hero

10月21日(金)、このミュージック・ビデオのリリースにあたりテイラーは、「『Anti-Hero』のビデオがついにリリースされます。私が監督、脚本をつとめたものです。私にとって最悪なシナリオ、押しつけがましい思考がリアルタイムで再生される様子をぜひご覧ください」とコメントした。

ところがこの中に、テイラーが「FAT(太い)」という文字が記された体重計に乗る描写があり、ミュージック・ビデオを見た人々から疑問視する声があがっているのだ。

ネット上では、このシーンの意図と、視聴者に与える影響について議論が巻き起こっている。

問題とされているのは、摂食障害とたたかうテイラーが「FAT」と記された体重計にのり、その様子をあざ笑うかのような表情をした、もう1人のテイラーが見つめているというシーン。

テイラーは過去に、自らが摂食障害を抱えていたこと、ポップスターとして外見に対するさまざまな意見を耳にしてきたことを語っていた。

テイラーは、過去に出演したネットフリックスのドキュメンタリー『ミス・アメリカーナ』にて、「毎日自分の写真を見るというのは、私にとって良くないことだった。だれにでもあることではない。でも私にとって誇れるものではなかったの。私のお腹がやたらと出てるように見えたり、『妊娠してるように見える』って言われたり。それがきっかけで食べるのをガマンするようになってしまったの」と語っていた。

そのため、この経緯を知るファンたちは、今回の描写はあくまで彼女の個人的な視点からくるものであり、体重計を見ることが彼女の人生にどのくらい影響を与えたかを示すものだと擁護する姿勢を見せている。

一方、テイラーほどのアーティストのミュージック・ビデオに体重計に乗る描写が挿入されたことで、一般の人のボディイメージへの不安や問題が表面化するのではないかといった批判的な声も見られている。

今回の件について、テイラー本人はいまのところコメントを出していない。

 

tvgrooveをフォロー!