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ヘンリー王子、あの元カノとの思い出話を回顧録でふり返る! 「彼女はぼくの肩書きに興味がなかった」 そんな2人が破局してしまった理由とは・・?

チェルシー・デービーとヘンリー王子(2007年) Photo: Shutterstock NEWS
チェルシー・デービーとヘンリー王子(2007年) Photo: Shutterstock

ヘンリー王子は、回顧録で元カノにも言及しているようだ。

1月10日(火)についに発売されたヘンリー王子の回顧録「Spare/スペア」。彼はこの中で、かつての恋人チェルシー・デービーについても振り返っている。

ヘンリー王子とチェルシー・デービーが出会ったのは2004年のこととされている。その後2010年まで、破局と復縁を繰り返す関係を続けてきた。完全に破局した後も友人としての交流はつづいており、チェルシーは2018年5月に執り行われたヘンリー王子とメーガン妃の結婚式にも出席している。

本の中では2人のなれそめが赤裸々につづられており、ヘンリー王子がチェルシーに惹かれた理由も明かされている。

2人は2004年3月、ヘンリー王子が訪れた南アフリカのケープタウンで出会ったとされているが、ヘンリー王子の回顧録によると、実際に会ったのはもっと前だったそうだ。

ケープタウンを訪れた日の夜について、「ある夜、ぼくたちは誰かを夕食に招待しようと思い立った。でも1つ問題があった。ケープタウンに知り合いがいないことだ」と切り出したヘンリー王子は、「だがそれは完全な事実ではない。ぼくは数年前に、南アフリカから来たという女の子と会っていた。バークシャー・ポロ・クラブでだ。それがチェルシーだった。彼女は他の人とちがっていたから、覚えていたんだ」と振り返った。

こうして2人は再会。このときの印象をヘンリー王子は、「他の多くの人とちがって、彼女は礼儀や王室というものに無関心なように見えた。これまで会った多くの女性とはちがい、彼女は握手した瞬間にロイヤルを意識するような子ではなかったんだ。ロイヤルにこだわるようなタイプではなかった」とつづると、「ぼくは当時、いつも知りたいと思っていた。ぼくの肩書きを聞いた瞬間に目を見開き、くいついてくるような女性じゃなく、ぼく自身が目を開き、心を開いて触れ合える女性とはどんな人なのかと。そしてチェルシーなら、その可能性があると思えたんだ。彼女はぼくの肩書きに興味がないばかりか、退屈さえしているようだった。『へぇ、王子様なの。だから?』って」と付け加えた。

そんなチェルシーの「普通さ」に惹かれて交際をスタートさせた2人だが、2010年には終わりを迎えてしまう。

本の中ではその破局理由は、パパラッチが原因であったと明かされている。チェルシーからパパラッチが付きまとってくるのを何とかしてほしいと頼まれたというヘンリー王子は「僕はやってみると言ったんだ。どれだけ申し訳ないかを伝えたんだ。ケープタウンに戻ったとき、彼女は僕に電話をかけてきて、どこにいてもパパラッチに尾行され、気が狂いそうだと言ったんだ。パパラッチたちに、どこにいるかつねに知られることが彼女には理解できなかった。彼女はパニックになっていたよ」と、当時のチェルシーの苦悩を明かした。

「チェルシーは、こんなことに耐えられない、一生ストーカーされ続けるのかと聞いてきた。なんて言ったらいいんだろう。彼女がいなくなるのはとても寂しい。でも、彼女が自由を求める気持ちは完全に理解できる。もし僕に選択権があったら、こんな人生は望んでないだろうね」と、パパラッチがつきまとう苦しみを明かし、二人は最終的に別々の道を歩むこととなった。

チェルシーはその後、ジュエリーブランドや旅行会社を立ち上げ、実業家として活躍している。

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