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エリオット・ペイジ、『JUNO/ジュノ』の後の役で「自分を殺したくなった」と振り返る! 女性らしいウィッグや衣装を着ることで瀬戸際に立たせられていた・・

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エリオット・ペイジ

エリオット・ペイジは、女性らしい衣装を着る必要がないように、「求められている役」から手を引いたことがあると明かした。

先日発売された回顧録「Pageboy」の中で、エリオットは、ブレイクした映画『JUNO/ジュノ』の賞レースキャンペーンが終わった直後(2008年のアカデミー賞で4回ノミネートされ1回受賞した直後)に、それまでとはまったく違う役を引き受けたことを振り返った。

「賞レースが終わった後、私はイギリスで映画を作ることになっていました。有名な本を題材にしたもので、私は主人公として出演することになりました」と書いている。エリオットは、「エージェントはこのチャンスについて興奮気味に話してくれた」ものの、その役柄のために古風な女装をするという考えに不安を覚え、同じレベルの熱意を持つことができなかったという。

当時、エリオットは20代前半で、まだ自分が女性に惹かれていることを公言してはいなかった。回想録によると、彼は子どもの頃から経験していた性同一性障害とも向き合っていたという。「私は19世紀半ばの女性の衣装を着ている自分を想像しました」と彼は書いた。「ドレス、靴、髪が目の前に浮かんでくる。賞レースのために仮面をかぶった後だったから、余計にそう思いました」「もし自分がやるなら、自分を殺したいと思うだろうと理解したのです」と当時の心境を明かしている。

エリオットは作品名を挙げなかったが、2008年にVarietyが、作家モイラ・バフィーニが執筆したシャーロット・ブロントの「Jane Eyre」の新しい大作映画への出演が決まったと報じていた。エリオットが降板した後、ケイリー・フクナガ監督が引き受けたこの作品が劇場公開されるまでには、3年以上の歳月を要した。ミア・ワシコウスカが同名のヒロインを演じ、マイケル・ファスベンダーがロチェスター氏役を演じた。

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