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「リバーデイル」最終回の展開にある団体から反発の声!「驚きを与えるためだけに取り入れるなんてイラ立たしい」[※ネタバレあり]

ついにフィナーレを迎えた「リバーデイル」 NEWS
ついにフィナーレを迎えた「リバーデイル」

※この記事には「リバーデイル」シーズン7の最終話についてのネタバレがあります。

 

 

米CW局のミステリー青春ドラマ「リバーデイル」(日本ではネットフリックスで配信中)が、現地時間2023年8月23日の放送をもって終わりを迎えた。最終回で飛び出した主要キャラクターたちの意外な関係性について、ある団体は怒りを感じているようだ。

最終話「Goodbye, Riverdale(邦題:さよならリバーデイル)」は、86歳になったベティ(演:リリ・ラインハート)が高校生活最後の日を追体験するというストーリー。高校時代の記憶が次々とよみがえる中、ベティはケビン(演:ケイシー・コット)から、この一年間、ベティとアーチー、ベロニカ、そしてジャグヘッドの4人は“クワッド関係”であったことを指摘される。

“クワッド”とは、4人で恋愛を楽しむこと。つまり、ベティ、アーチー、ベロニカ、ジャグヘッドは時折り相手を交換しながら、既存の概念にとらわれない恋愛生活を送っていたようだ。

ポリアモリー(複数恋愛)や、エシカル・ノン・モノガミー(倫理的な非一夫一婦制)など、多様な恋愛形態をサポートしている組織「OPEN」のエグゼクティブ・ディレクターであるブレット・チェンバリン氏は「有力なメディアにおけるノン・モノガミーのすべての描写を祝いたくなる」と述べた上で「それは責任を持ち、かつ理解のある立場から行う必要がある」と発言。「リバーデイル」の描写に納得がいっていないことを示唆した。

チェンバリン氏は続けて「『リバーデイル』は非一夫一婦制であることを単に人々のアイデンティティの一部として正当に描くのではなしに、キャラクターたちの非一夫一婦制な関係を“衝撃的なひねり”として使用したことにイラ立ちを覚える」と話し、視聴者に驚きを与えるためだけに非一夫一婦制をエピソード内に取り入れたとして、「リバーデイル」を批判した。

「リバーデイル」は全シーズン、ネットフリックス(Netflix)にて配信中。

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