アニャ・テイラー=ジョイが、『アナと雪の女王』のエルサを演じたいと語った。
エルサになりたいアニャ・テイラー=ジョイ、「ミュージカルに挑戦したい」
Vogue Hong Kongのインタビューにアニャ・テイラー=ジョイ(「クイーンズ・ギャンビット」『マッドマックス:フュリオサ』)が登場。『アナと雪の女王』のエルサを演じたいという夢について語った。
テイラー=ジョイは「手から氷を発射するのはすごく楽しいだろうね」と想像し、「それに、子どもの誕生日パーティーで一番の人気者になれるよね。兄弟姉妹にはみんな子どもがいるから、『私のおばさんはエルサだよ』って言えるようになったら最高だと思う」
さらに彼女は、「私はちょっとハードな仕事に依存しているから、ミュージカルにぜひ出てみたいの。不可能に挑戦することが好きなんだ。歌、ダンス、演技を同時にこなさなければならないなんて、すごくワクワクさせられるよ」と、難しいからこそ挑戦したいスタンスを示した。
『マッドマックス:フュリオサ』のインタビューでも、“言葉を発しない顔だけでの演技”への挑戦についてやり甲斐を語ったテイラー=ジョイ。今後も新たな挑戦を見せ続けてくれることに期待したい。
バレエダンサーとして育ったことが演技に活かされる
テイラー=ジョイは子どもの頃にバレエダンサーとしての訓練を受けており、その経験は現在俳優としての能力にも役立っていると明かしている。
「バレエダンサーとしてのバックグラウンドは、私の人生のすべてに役立っているよ」「それは規律を植え付けてくれただけじゃない。パーティーがあろうがなかろうが3歳から15歳までバレエを踊り続けていた私は、朝5時に起きて6時のダンスレッスンに行かなければならなかったの」とバレエが彼女の生活リズムを形成したことを説明したテイラー=ジョイ。
続けて「私は演技とはリズムに左右されるものだと捉えているの、音楽を聞くようにね。それはスタントの振り付けにもすごく役立つよ。周囲のほかのパフォーマーと一緒に踊るようなものだから、自分のビートだけでなく、他のみんなのビートも把握することで、みんなの安全を守ることができるんだよ」と、リズム感が演技にも活かされていると語った彼女は事実ジョージ・ミラー監督にもそのバレエ歴を注目され、、『マッドマックス:フュリオサ』(2024年)で激しいスタントの多くを自らこなした。
人気俳優アニャ・テイラー=ジョイのエルサ役がいつか観られることに期待だ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。