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『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』公開記念特集! 映画史を彩ってきた“英雄<ヒーロー>”キャラクターたちを振り返る

©2024 PARAMOUNT PICTURES. COLUMNS
©2024 PARAMOUNT PICTURES.

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』公開を記念して、“英雄”な映画キャラクターをご紹介。

第73回アカデミー賞で作品賞・主演男優賞(ラッセル・クロウ)を含む5部門受賞(12部門ノミネート)を果たした、名匠リドリー・スコット監督の代表作『グラディエーター』の“その後”を描く、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が11月15日(金)より全国公開となる。今作といえば“英雄”の活躍を描く作品。今回は映画史を彩ってきた英雄キャラクターたちを振り返る。

映画史を彩る“英雄”たち

すべてを凌駕し、夢を追い続けたり、国を変えたり、世界を救ったり…。「英雄」的主人公たちは世代を超えて観客を魅了し続け、きっと記憶にも鮮やかに刻まれているはずだ。

孤高の絶対的英雄はもちろんのこと、取り巻く仲間との衝突を超えた絆や、諦めない勇気と信念を原動力に転んでも立ち上がり続けるヒーローになっていく者もいる。ときに完璧な存在ではなく弱さや葛藤を抱えながらも、困難に立ち向かう人間味溢れる姿が共感と感動を呼びおこし、忘れられない、憧れにも近い存在として支持を集める主人公の活躍は、エンターテインメントの世界での王道展開のひとつと言えよう。

いま一度、彼らの雄姿に活力をもらい、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』での新たな英雄の誕生目撃の瞬間を楽しみにしていただきたい。

『ロッキー』シリーズ

シルヴェスター・スタローン演じる一人の無名ボクサー、ロッキー・バルボアが、どん底から這い上がり、栄光を掴むまでの元祖“胸アツ”ボクシングムービー。決して生まれながらの英雄ではなく、むしろ孤独で貧しい青年の心に宿るのは、決して諦めない強靭な意志と、夢を信じる勇気。

どんなに打ちのめされても立ち上がり続ける彼の戦いはただのボクシングではなく、自分自身との戦いでもあり、観る者に「自分も立ち上がれる」と勇気を与えてくれる。真の英雄とは、挑戦し続ける心を持つ者である、そんなメッセージを放つ非常に人間臭い大人気のヒーローだ。

『アベンジャーズ』シリーズ

アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)を中心に、異なる能力を持つスーパーヒーローたちが、団結して戦うことで真の英雄軍団となり巨悪を打ち倒す、名実とも映画界の歴史を塗り替えたシリーズ。

それぞれの持つ強烈な信念と個性が奇跡の共鳴を果たすまでに、友情、犠牲、自己犠牲というテーマが深く絡み合い、全てのキャラクターが自分の弱さや葛藤を乗り越え、地球を守るために立ち向かう姿はまさしく英雄たちそのもの。どんな人間でも、自分と仲間次第で「英雄」となれる可能性にも気づかせてくれるシリーズだ。

『バーフバリ』シリーズ

英雄とは何か…?インド映画界がそれを世界に提示したのが、壮大なスケールで描かれたこの傑作シリーズだ。主人公バーフバリ(プラバース)は、類まれな力と知恵を持ち、民衆への愛と正義感を軸に生きる“理想の王”といえる。

単なる戦闘能力ではなく、国を守るために自らを犠牲にすることもいとわず、兄弟間の王座を巡る争いと、内なる葛藤との戦いにも打ち克っていく、まさに“カリスマ・オブ・カリスマ”なバーフバリ。偉大な力と責任を持ち、崇高な精神を備えた真の英雄像を、彼が見せてくれる。

『キングダム』シリーズ

2006年から「週刊ヤングジャンプ」にて連載中、原泰久による同名の大人気漫画を原作にした一大シリーズ作品。主人公、信(しん)を演じるのは、人気俳優・山﨑賢人だ。このシリーズは、中国の春秋戦国時代を舞台に、若き戦士が“天下の大将軍”を目指し、下僕の身分から己の力と不屈の精神で夢を掴もうと戦場で大活躍していく物語。

どんな困難にも立ち向かい、仲間たちと共に戦い抜く姿はもちろんのこと、友のため、同志のために漲る力がさらに爆発する瞬間は大興奮に包まれ、ただの戦士以上に彼を“英雄”として輝かせる。相対する武将も、全員が各国の英雄たちであり、すべてを背負った漢たちによる史劇・合戦模様は、『グラディエーター』にも大いに通ずるところがあろう。

『アルマゲドン』(1998年)

【英雄=わかりやすいキャラクターを持つ主人公】ばかりではない。巨大な小惑星が迫る中、石油掘削の技術者として宇宙に向かい、命を懸けて地球を救うという不可能なミッションに挑む壮大なストーリーを描いたこの1本も、堂々の英雄譚といえる作品だ。

ブルース・ウィリス演じるハリーの自己犠牲と無限の勇気を描いたストレートな演出と、マッチョなアクションヒーローではなく、強い愛情に裏打ちされた「父親」が世界中誰もが認める英雄となる展開に、感動が感動を呼び日本でも社会現象となる大ヒットを記録した。


前作『グラディエーター』も、主人公を演じたラッセル・クロウが抜群の存在感で仁王立ちしている、まさ しく英雄を映し出したポスターが記憶に強く刻まれているはず。20 年以上の時を経て、彼を超える新た なる英雄がコロセウムに到来するのか― ぜひスクリーンで目撃していただきたい。

作品概要

タイトル:『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
原題:『Gladiator II』
日本公開日:11月15日(金)
全米公開日:11月22日(金)
監督:リドリー・スコット
脚本:デヴィッド・スカルパ
キャラクター創造:デヴィッド・フランゾーニ
ストーリー:ピーター・クレイグ、デヴィッド・スカルパ
出演:ポール・メスカル(『異人たち』、『aftersun/アフターサン』)、ペドロ・パスカル(『ワンダーウーマン1984』、「マンダロリアン」)、コニー・ニールセン(『グラディエーター』、『ワンダーウーマン』)、デンゼル・ワシントン(『イコライザー』シリーズ、『マグニフィセント・セブン』)ジョセフ・クイン(『クワイエット・プレイス:DAY 1』、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4)、フレッド・ヘッキンジャー(『クレイヴン・ザ・ハンター』)、リオル・ラズ(『6アンダーグラウンド』)、デレク・ジャコビ(『グラディエーター』、『英国王のスピーチ』)
©2024 PARAMOUNT PICTURES.
配給:東和ピクチャーズ
公式サイト:https://gladiator2.jp/
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#グラディエーターII
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