レディー・ガガの新曲が「テイラー・スウィフトっぽい?」 ファンが感じた共通点とは【音源あり】

レディー・ガガ(左)、テイラー・スウィフト(右) MUSIC/ARTISTS
レディー・ガガ(左)、テイラー・スウィフト(右)
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レディー・ガガの最新アルバム『MAYHEM』がリリースされると、ある楽曲がテイラー・スウィフトのファンの間で大きな話題となった。

それは「How Bad Do U Want Me」という曲だ。ファンによると、この楽曲には、テイラー・スウィフトの曲のように感じられる要素が多く含まれており、テイラー・スウィフトが関与しているのではないかという憶測まで広がっている。

 

テイラー・スウィフト的要素を感じるファンたち

テイラー・スウィフトはこの楽曲のクレジットには記載されていない。しかし、ファンはそのサウンドに彼女の存在を感じ取っている。

SNS上では、「この曲はまるでテイラー・スウィフトそのもの」との声が上がっており、テイラーの音楽的特徴が色濃く感じられるという意見が多数見られる。

一方で、「楽曲の雰囲気はスウィフトっぽいが、彼女が実際に関与しているとは思えない」「そもそも2人がコラボするとは考えにくい」と慎重な意見もある。

さらに、「ボーカルはスウィフトではないと思うが、イントロの雰囲気がスウィフトの楽曲『Gorgeous』に似ていると感じる」との指摘もあり、楽曲の構成やサウンド面での類似点が議論されている。

 

さらに、過去にスウィフトとガガが同じスタジオから出てきたところを目撃されていたことを引き合いに、「2人はすでに何かを一緒に作っていたのではないか」と推測する声もある。

 

関係者は関与を否定

しかし、この噂について関係者はPage Sixに対し「テイラー・スウィフトが『How Bad Do U Want Me』に関与しているという説は誤りであり、事実ではない」と明言している。

2人が実際にコラボした事実はないようだ。

 

2人の関係は?

これまでテイラー・スウィフトとレディー・ガガが正式にコラボレーションしたことはないが、2人は互いに尊敬し合っている。

レディー・ガガは2024年の『Vogue』誌のインタビューで「私は彼女たち(スウィフトを含む若手アーティスト)の活躍を見て『行け!どんどん進め!』って思っている」とコメントし、応援していることを明かしている。

また、テイラー・スウィフトも2024年6月にレディー・ガガの妊娠の噂が流れた際、「ガガは誰にも説明する必要なんてない。どんな女性もそうだ」とSNSで擁護し、彼女を支持していた。

 

レディー・ガガが共演した豪華アーティストたち

レディー・ガガはこれまでに、多彩なアーティストとコラボレーションを行い、その音楽性の幅広さを証明してきた。ポップ、ロック、ジャズ、エレクトロニカなど、ジャンルを超えた共演は、彼女の柔軟なアーティスト性を象徴している。

代表的なコラボレーションのひとつが、トニー・ベネットとの共作である。2014年にはジャズアルバム『Cheek to Cheek』をリリースし、続く2021年には『Love for Sale』で再び共演。クラシックなジャズスタイルに挑戦し、グラミー賞も受賞した。

また、アリアナ・グランデとのコラボも記憶に新しい。2020年に発表した「Rain on Me」は、二人のパワフルなボーカルが融合したダンスアンセムとして大ヒットを記録した。同じく2020年には、BLACKPINKとともに「Sour Candy」をリリースし、K-POPとの融合も話題を呼んだ。

さらに、エルトン・ジョンとは長年の親交があり、彼の影響を公言している。2020年のアルバム『Chromatica』では、「Sine from Above」で共演し、エレクトロニックなサウンドを取り入れた新たな試みに挑戦した。

その他にも、ビヨンセとの「Telephone」や、フローレンス・ウェルチ(フローレンス・アンド・ザ・マシーン)との「Hey Girl」など、個性的なアーティストとのコラボレーションを重ねている。彼女は常に新たな音楽的チャレンジを続けながら、ジャンルの枠を超えたアーティストたちと共演し、その可能性を広げ続けているのだ。

テイラー・スウィフトが実際にレディー・ガガの新アルバムに関わっているかどうかは定かではないが、ファンとしては今後、二人が大々的な形でコラボすることを期待したいところだ。もし実現すれば、音楽シーンにおいて歴史的な瞬間となることは間違いないだろう。

 

 

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