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『ロケットマン』タロン・エジャトンや『マリッジストーリー』アダム・ドライバーが自ら歌い上げる! 魅力的な歌唱シーンの裏エピソードとは?

Actor Taron Egerton wearing Armani poses in the press room at the 77th Annual Golden Globe Awards held at The Beverly Hilton Hotel on January 5, 2020 in Beverly Hills, Los Angeles, California, United States. Where: Beverly Hills, California, United States When: 05 Jan 2020 Credit: WENN/Avalon **WENN/Avalon** NEWS

音楽業界で名を馳せた有名ミュージシャンの伝記映画が最近人気を博しているが、そのほかにも俳優が歌をパフォーマンスしている映画は少なくない。今回は俳優自ら歌い上げたその劇中歌の裏エピソードを紹介する。

『マリッジストーリー』アダム・ドライバー

監督のノア・バームバックは、劇中でアダム・ドライバーにスティーヴン・ソンドハイムの有名な楽曲を歌わせる計画を練っていた。最初は、冗談っぽくアダムとスカーレット・ヨハンソンにその計画を話したという。しかし、アダムは「Being Alive」を劇中で見事歌い上げた。アダムは「ノアがこの曲を台本に入れた箇所は素晴らしく、とっても美しい台本だと思った」と語った。

『ロケットマン』タロン・エジャトン

タロン・エジャトンは、去年公開された、イギリスの名歌手エルトン・ジョンの伝記映画『ロケットマン』で主演を務め、圧倒的演技と歌声を披露。第77回ゴールデン・グローブ賞授賞式で、コメディ/ミュージカル部門の主演男優賞を受賞した。しかし、本作より前に、タロンは別の作品でエルトン・ジョンの曲を披露していたのだ。それはアニメ作品『SING/シング』。ゴリラの青年ジョニーを演じ、「I’m Still Standing」を見事歌い上げた。

これまで2作品でエルトン・ジョンの曲を披露したタロン。『ロケットマン』でも、見事歌い上げ、エルトン・ジョンからは「自分自身かと思った」と本人からも高評価を得た。

『ジュディ 虹の彼方に』レネー・ゼルウィガー

ハリウッド黄金期を象徴する映画『オズの魔法使い』で、17歳にして一躍スターダムを駆け上がり、その波瀾万丈の人生と圧倒的なステージパフォーマンスで、伝説のミュージカル女優として知られるジュディ・ガーランドの伝記。第77回ゴールデン・グローブ賞授賞式でジュディ役レネー・ゼルウィガーがドラマ部門の主演女優賞を受賞した。

自身もジュディの大ファンだというレネーは自ら劇中歌を全曲歌唱。「Somewhere Over the Rainbow」を観客の前で歌い上げたシーンについて、レネーは「すべて監督のためよ。もし私だったら、このシーンは取り除くわ」と冗談を言ったそうだ。こうして緊張しながらも改めてジュディの素晴らしさや魅力を理解していったという。またレネーは「ジュディはきっと人生の課題や苦悩を乗り越えたときに(『オズの魔法使い』とは)また違った表現をスタートさせたわ」とジュディという役柄についても語った。

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