2018年9月に亡くなった人気ラッパーのマック・ミラーの遺作となるアルバム「Circles」がリリースされることが遺族によって発表された。
10代の頃から才能を開花させ、人気ラッパーとして活躍してきたマック・ミラーだったが、2018年9月7日、ロサンゼルスの自宅で亡くなっているのが発見された。死因は薬物の過剰摂取によるもので、享年26歳だった。マックの悲しい死の翌月の10月31日には、追悼コンサートが開催された。
マックの死から1年と4ヵ月が経ち、今回マックが亡くなるまでに取り組んでいた楽曲を集めたアルバム「Circles」がリリースされることが明らかになった。
マックの遺族は、マックのインスタグラムの公式アカウントを更新。
「マルコム(マックの本名)はしばらく、『Circles』というタイトルの、『Swimming』と連なるコンパニオン・アルバムの制作に没頭していました。2つの異なるスタイルが補いあって、一つの円(サークル)が完成し、その円(サークル)の中で泳ぐ(スウィミング)というのがコンセプトだったのです。彼はジョン・ブリオンとずっと制作に取り組んでいました。ジョンはこのアルバムの収録曲を初期の段階で聴いた後、予定を全てあけて、マルコムを手伝うために編曲してくれました。マルコムが亡くなった後は、生前にマルコムと過ごした時間や彼との会話の内容をもとに、『Circles』に身を投じて取り組み完成させてくれました。私たちはジョンとこの作品のために難しく感情的なタスクにベストを尽くしてくれた人々に永遠に感謝いたします」
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と書きつづり、制作に関わってくれたジョンはじめ全ての人に心から感謝するメッセージを書きつづった。またこのリリースにあたり、マックが全てを完成させることができなかったことについては「これは複雑なプロセスで答えはないのです。世界の方々に聞いてもらうことがマルコムにとって重要なことだったということはわかっています」と明かしている。
また、アルバムからのリードシングル「Good News」がすでにリリースされている。動画には生前のマックの映像も収録されている。
【動画】Mac Miller – Good News
マック・ミラーの最後の作品となるアルバム「Circles」は1月17日リリース。
アルバム収録曲は以下の通り↓↓
01. Circles
02. Complicated
03. Blue World
04. Good News
05. I Can See
06. Everybody
07. Woods
08. Hand Me Downs
09. That’s on Me
10. Hands
11. Surf
12. Once a Day