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アンバー・ハード、ジョニー・デップの裁判で「嘘つき」呼ばわりされ感情的に

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女優のアンバー・ハードは7月28日(火)、イギリス、ロンドンにあるストランド王立裁判所の前に立ち、記者からの質問に答えた。

上下黒のシンプルなドレスを身に付けたアンバー・ハードは、元夫で俳優のジョニー・デップがイギリスのタブロイド紙「ザ・サン」の編集長ダン・ウートンを相手取った裁判に出廷していた。この裁判は、ザ・サン紙がジョニー・デップのことを「DV夫」とした記事を掲載したことに対し、ジョニーが名誉を棄損されたとして訴えていたものだ。

アンバーは、自身の弁護団やサポートチームに囲まれる形で裁判所の外に立ち、声明文を発表した。その中で、「私が裁判を起こしたわけではありませんし、そこに意義があるにしろないにしろ、私はここに来たくありませんでした」と語り、「破局した過去や当時の心境、疑心暗鬼になる気持ち、そして何より、トラウマになるようなジョニーとの生活。これらを細かなところまで思い返さなければならない上に、さらに裁判でおおやけにされ、全世界に報道されることは大きな痛みを伴います。しかし私は証言台に立ち、裁判員に対し真実を話すことを誓いました」と付け加えた。

なお、この日の裁判中ジョニーの弁護士がアンバーのことを「嘘つき」と呼ぶ場面があった。アンバーが証言台にて、2015年から2017年にわたる結婚生活の期間中、ジョニーから暴力を振るわれたと訴えたことをうけてのものだった。

弁護士はこの裁判で、「ジョニーではない、アンバーこそが暴力を振るったのです。彼は『DV夫」などではありません」と主張している。

この裁判中、ジョニーとアンバーは終始対立しており、お互いが暴力を振るわれたと主張。その姿勢を変えることはなかった。

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