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オーストラリアの下着ショップでの女性同士のトラブルで警察が出動する事態に ネットにあふれる「カレン」の意味をあなたは知ってる・・?[動画あり]

下着ショップで泣き叫ぶ“カレン” NEWS
下着ショップで泣き叫ぶ“カレン”

自己中心的な主張をし、騒ぎを起こす中年白人女性を表すネットスラング「Karen(カレン)」。ネット上には日々さまざまな「カレン」たちの騒動が投稿されているが、オーストラリアでも「カレン」によって警察が出動する騒ぎが起きていたようだ。

今週土曜、オーストラリア・メルボルンのショート・ヒルズ・モールにある女性下着ショップ「ヴィクトリアズ・シークレット」からメルボルン警察あてに通報が入った。通報したのは今回の「カレン」で、店内で買い物をしていた別の女性イジェオマ・ウケンタとトラブルになったという。

カレンの主張では、イジェオマ・ウケンタに突然動画を撮られたことから、その動画が拡散されて失業するのではないかという考えに陥り、パニック発作を起こしたという。

一方、動画を撮影したウケンタは警官の聞き取りに対し「カレンにぶつかられた」と語っており、カレンがウソの主張をしないよう、自分の身を守るために動画を撮影したという。ウケンタは警官にカレンを店から出すよう求めたが、法的に不可能との理由で拒否されていた。その上で警官はウケンタに自身の車に戻るよう促したが、彼女はこれを拒否したという。

なおウケンタの「カレンがぶつかってきた」という主張については、現時点で証拠が見つかっていない。

その数日後、ウケンタは「警察官にまるで加害者であるかのような扱いをされた」としてメルボルン警察署に苦情を入れた。メルボルン警察の担当部署はウケンタの主張に対し、「現場にいた警察官は適切に対応しており、騒動を解決するためにプロとしての行動をした」との回答している。しかし何らかの処分が必要がどうか究明するため、内部調査が行われていることを明らかにした。

なお「ヴィクトリアズ・シークレットのカレン」と呼ばれるようになった騒動の発端となった女性は、ウケンタに撮影されているとわかった途端、突然泣きくずれ失神したフリをしたという。それまで攻撃的だったカレンのひょう変ぶりはすさまじいものだった。しかし、失業への恐怖からカレンは動画の撮影をやめるよう訴えていたにもかかわらず、ウケンタは撮影を続けたため、当時現場にいた人たちからはカレンを擁護する声も挙がっているという。

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