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宮崎駿監督、引退宣言撤回! スタジオジブリの最新作を手がけていることを告白 カムバックした理由についても語る

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宮崎駿

2013年公開の映画『風立ちぬ』を最後に引退宣言をしていたスタジオジブリの宮崎駿監督が、新作に取り掛かっていることがわかった。

この度New York Times紙のインタビューに登場した宮崎駿監督は、過去4年間にわたって新作アニメ映画作りに取り組んでいることを告白。

最新作は、1937年に発表された吉野源三郎の長編小説「君たちはどう生きるか」を原作としたものであることも明かした。

「君たちはどう生きるか」は、父親の死後、東京から叔父の元に越してきた少年が、生きるために大切なことを学び成長していくストーリー。宮崎監督にとって少年時代からの愛書なのだという。

2013年に引退を宣言したはずの宮崎監督が、なぜ撤回し映画製作に戻ってきたのか。

インタビューの中でたずねられた宮崎監督は、「だって、やりたかったから」と、率直に答えた。

また宮崎監督は、最新作のタイトルこそ明かさなかったものの、今回の作品について「僕は答えがわからないから、この映画を作っているんだ」と語っている。

なお、スタジオジブリの共同創設者でプロデューサーの鈴木敏夫は今回の最新作について、「壮大な規模のファンタジーになっている」と語っている。

宮崎監督は1941年生まれの80歳。テレビアニメ「ルパン三世」で監督デビューした後、1974年にはテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」を手がけ大ヒットさせる。1984年には自身が初めて原作漫画を手がけ、『風の谷のナウシカ』を制作した。そして翌年、「スタジオジブリ」を設立。『天空の城ラピュタ』や『となりのトトロ』『魔女の宅急便』など数々の名作を世に送り出した。

特に2001年に公開された『千と千尋の神隠し』は、2021年に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』によって塗り替えられるまで、国内の興行収入ランキング1位に君臨し続けた。

最新作の公開日については、現時点で発表されていない。

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