イギリス王室のカミラ夫人が、メーガン妃の公務の一部を引き継ぐ予定であることがわかった。
3月18日（金）、カミラ夫人はロイヤル・ナショナル・シアターのパトロン職（後援者）に着くことが発表された。これまでロイヤル・ナショナル・シアターのパトロン職はヘンリー王子の妻メーガン妃がつとめていた。メーガン妃のパトロン職が他の王室メンバーに引き継がれるのは、これが初めてだ。
これにともない、ロイヤル・ナショナル・シアターは公式ツイッターを更新。「このたびコーンウォール公爵夫人殿下（カミラ夫人）がロイヤルパトロンに就任されましたことを謹んでご報告いたします」とつづると、「長年にわたりアートの熱心な支援者である公爵夫人は、シアターの熱烈なファンであり、文学や戯曲の支持者でもあります」と付け加えている。
We are delighted to announce that Her Royal Highness The Duchess of Cornwall has become our Royal Patron.
The Duchess, a long-standing supporter for the arts, is a devoted fan of theatre and champion of literature and drama.@ClarenceHouse https://t.co/X7xTOhUt5A pic.twitter.com/l7p5o8p9SR
— National Theatre (@NationalTheatre) March 18, 2022
また、ロイヤル・ナショナル・シアターの芸術監督であるルーファス・ノリスも、「公爵夫人は、演劇がさまざまな形で私たちの生活を豊かにし、世界のどこにいても、誰もが芸術や創造性に触れることができるべきだという信念を共有しています」とツイート。さらに「今後何年にもわたって、夫人殿下と仕事をすることを楽しみにしています。夫人殿下は、私たちの業界に対して、大きなサポートを表明してくれました」と付け加えている。
メーガン妃が、イギリスで最も有名な舞台芸術施設であるロイヤル・ナショナル・シアターのパトロン職に任命されたのは、2019年1月のこと。それまで、この職はエリザベス女王が担っていた。
なお、ヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱にともない、メーガン妃は2021年にロイヤル・ナショナル・シアターのパトロンを退任したことが発表されている。
今回のパトロン職就任については、カミラ夫人もツイッターで報告。シアターの公式アカウントの内容を引用するとともに、「このパトロン職は女王殿下から公爵夫人に引き継がれました」とつづっている。
