FILMS/TV SERIESNEWS

MCU・フェイズ4は終了間近!? マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが、フェーズ5を示唆

ケヴィン・ファイギ Photo: Chris Pizzello/Invision/AP/Shutterstock FILMS/TV SERIES
ケヴィン・ファイギ Photo: Chris Pizzello/Invision/AP/Shutterstock

マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の将来について口を開いた。

これまでマーベル・スタジオ側は段階や局面を意味する「フェイズ」という言葉を使って、各作品を分類。例えば、『アイアンマン』(2008)や『マイティ・ソー』(2011)、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)、そして『アベンジャーズ』(2012)と、各ヒーローの誕生の背景から、最強軍団“アベンジャーズ”が結成されるまでが“フェイズ1”とされている。

続く“フェイズ2”では、銀河を飛び回るヒーローチームの活躍を描いた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)や、世界最小のヒーロー『アントマン』(2015)も誕生。MCUの世界観もより壮大さを増し、さらに、今後の物語に重要な意味を持つ“インフィニティ・ストーン”の存在がより顕著になっていくのも、“フェイズ2”であった。

そして“フェイズ3”では、『ドクター・ストレンジ』(2016)、『ブラックパンサー』(2018)、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)、『キャプテン・マーベル』(2019)など、期待のヒーローが続々と誕生。登場人物も増える一方で物語はどんどん複雑になっていき、“フェイズ3”の最後を飾る『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)では、ヒーローたちは命を懸けた史上最大の闘いに挑むことになる。

そして、近年配信・公開されているものが、“フェイズ4”と呼ばれる作品だ。基本的に、ファンから愛されてきたヒーローたちが命を落とした『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界が舞台となっており、「ワンダヴィジョン」「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ホークアイ」など、マーベル・スタジオ制作のドラマも目立つ。その一方で、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』『エターナルズ』といった新たなヒーローを描いた映画も公開されている。

現在はフェイズ4の真っ只中であるが、マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギ氏は、フェイズ4の終了が近づいていることを示唆。次なる局面(フェイズ5)が起こることを予告している。

ファイギ氏は、Total Filmに対し「僕らがフェイズ4の終わりに近づくにつれて、人々はこの次のサーガがどこへ向かうのか見えてくると思う。このサーガ全体がどこへ向かうのか、少なくとも僕には、明らかに多くの手がかりがすでにあったと思うんだ。けれど、僕らは今後数か月の間に計画を設定して、もう少し直接的に触れる予定さ。そうすれば、物事の全体像を観たい観客は、そのロードマップをほんの、ほんのもう少し見ることができると思うよ」と話している。

なお、今夏には映画『ソー:ラブ&サンダー』の公開に加え、「シー・ハルク:ザ・アトーニー」の配信が決定。また、2023年には、『アントマン』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『キャプテン・マーベル』の続編など、たくさんの作品が控えている。

【動画】『ソー:ラブ&サンダー』本予告

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

【動画】「シー・ハルク:ザ・アトーニー」予告編

Hulu | Disney+ セットプラン[PR]

◆公式サイト:https://disneyplus.jp/
◆公式 Twitter:@DisneyPlusJP
◆公式 Instagram:@disneyplusjp
◆公式 facebook:@DisneyPlusJP

マイティ・ソー(クリス・ヘムズワース演)
ディズニープラスにマーベル作品が一挙登場!
ナタリー・ポートマン『ソー:ラブ&サンダー』
クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)
イマン・ヴェラーニ(左)、ブリー・ラーソン
『アントマン&ワスプ』(原題: Ant-Man and the Wasp)
『ブラック・ウィドウ』
tvgrooveをフォロー!