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『君の名前で僕を呼んで』監督、最新作とアーミー・ハマーの「食人嗜好(しこう)」疑惑との関連を否定! 「まったく気づかなかった」 その内容とは・・?

左からティモシー・シャラメ、ルカ・グァダニーノ監督、アーミー・ハマー Photo: Maria Laura Antonelli/Shutterstock NEWS
左からティモシー・シャラメ、ルカ・グァダニーノ監督、アーミー・ハマー Photo: Maria Laura Antonelli/Shutterstock

ルカ・グァダニーノ監督が、最新作の公開を控え、アーミー・ハマーの疑惑に言及している。

ルカ・グァダニーノ監督といえば、2017年公開の映画『君の名前で僕を呼んで』が世界的にヒットしたことでも知られている。この作品では、ティモシー・シャラメとアーミー・ハマーがダブル主演を務めた。

そんなハマーは2021年、複数の女性に送ったとされる、異常な性癖をつづったDMが流出。さらに性加害も告発され、出演が決定していた映画を降板、そのまま表舞台から去ることとなった。

ハマーはこのDMの中で、「ぼくは100%人喰い人種」「きみの血を飲みたい」などとつづっており、カニバリズム(食人嗜好)ではないかという疑惑が持たれ続けている。

そんな中、先日グァダニーノがメガホンを取り、ティモシー・シャラメが主演の映画『Bones and All(原題)』の予告編が公開された。そして偶然にも、この作品に登場するキャラクターが、「カニバリズム」として描かれているのだ。

このたび、Deadline紙のインタビューに応じたグァダニーノ監督は、この偶然に言及した。

ハマーと最新作のつながりについて、「まったく気づかなかった」としたうえで、「少しして、ネット上でウワサが流れたことで、知ることになったんだ」と明かした。

そして、「なにかと関連づけようとするのは、あくまでもネットだけだ。ぼく自身はまったく関与していない」と、ハマーの疑惑と作品の内容の関連を否定したグァダニーノ監督は、「ネット上でのスキャンダルと、ぼくたちが映画に込める願いの間に関係はない。それを期待しているのであれば、肩すかしを食らうことになるよ。ぼくとしては、この映画と関係のないことよりも、この映画が訴えたいことは何なのかについて語りたい」と付け加えている。

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