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フロイド・メイウェザーに対し、花束を投げ捨てた「ごぼうの党」奥野代表に海外の人々もショック! 「これは人種差別」「無礼だ」と批判の声相次ぐ

フロイド・メイウェザーと、朝倉未来 Photo: Masatoshi Okauchi/Shutterstock NEWS
フロイド・メイウェザーと、朝倉未来 Photo: Masatoshi Okauchi/Shutterstock

プロボクシング元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザーが、9月25日にさいたまスーパーアリーナで開催された格闘技イベント「超RIZIN」のエキシビジョンファイトに出演。その時のあるできごとが海外でも波紋を呼んでいる。

2017年8月に総合格闘技のUFC王者のコナー・マクレガーに見事勝利し、50戦全勝(27KO)という完璧な戦績を残して、ボクシング界から引退したフロイド・メイウェザー。そんなメイウェザーが今回「超RIZIN」のエキシビジョンファイトに出演し、日本の総合格闘家である朝倉未来と戦った。

試合前インタビューでメイウェザーは「楽な金稼ぎ、楽な小切手、楽な相手だ」と朝倉を挑発。パンチのみのスタンディングバウト3分3ラウンドのエキシビジョンファイトでは、ラウンド2の終了間際にメイウェザーが強烈な右ストレートでダウンを奪い、TKO勝ちした。

しかし今回、試合直前のリング上でのあるできごとが波紋を呼んでいる。

試合直前、今回のマッチの要人であるごぼうの党の奥野卓志代表が、メイウェザーに渡すはずの花束を足元に捨てるという異様な行動をとった。しかしメイウェザーはその行動に動じず、冷静に花束を拾い上げ、チームに手渡した。

これには視聴者やボクシングファンは言葉を失い、ネット上は炎上。「日本の恥」「迷惑行為」「二度と表に出るな」といった怒りのコメントが相次いでいる。

さらにこのできごとは海外でも話題に。コメンテーターのジョー・フェラーロ氏は「日本ではこういったことは見たことがない」と、日本人が公の場で失礼な行動を取ったことにおどろいた様子を見せた。

さらにオーストラリアの男性総合格闘家のダミアン・ブラウンも、「予想外だ。こんなの見たことがない。伝統的な花束の渡し方で、敬意を表すものなのに。何か駆け引きがあるのだろうか」とコメント。またスポーツライターのダニエル・ヤノフキーは「メイウェザーに花を渡すはずだった男が、目の前で花を落としたんだ。あれは変だったよな」とコメントし、「Sporting News」のアンドレアス・ヘイルは「試合前に名誉の花をメイウェザーに手渡すのではなく、無礼講という形で足元に投げつけた。それが朝倉を助けることになるとは思えない」とコメント。

他にも海外のネットユーザーたちは「これは人種差別だ」「花束を投げたやつは謝罪するべき」「なんでこんなことするんだ?」と、怒りのコメントを投稿している。

この件を受け「RIZIN」の榊原信行CEOは「品性下劣な男をリングにあげたことをこの場を借りてお詫びしたい」「日本人の恥を晒すことになったことが悔しい」と謝罪。また渦中にいる奥野代表は「炎上するだろうというのはやる前からわかっていた。それでもごぼう党を知ってくれたらいいなという気持ちでやっている」と、コメントしている。

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