NEWS

クロエ・グレース・モレッツ、ネットで拡散された自身の画像にショックを受け身体醜形症になっていた! 「私の体型はジョークとして利用された」 そのツライ日々とSNSの弊害を訴える

クロエ・グレース・モレッツ NEWS
クロエ・グレース・モレッツ

クロエ・グレース・モレッツが、ネット上で流行したネタ画像について心境を語っている。

2016年、映画『キック・アス』などで知られる女優のクロエ・グレース・モレッツをネタにした画像が流出した。パパラッチが撮影した街を歩くクロエの姿と、人気アニメ「ファミリーガイ」に登場するキャラクターの体型を比較したものだ。

この画像はあっという間に拡散されてしまい、クロエは身体醜形症(自分の体には外見上大きな欠点があると思い込み、毎日何時間も思い悩んでしまう精神障害)をわずらってしまったという。

このたび「Hunger」誌のインタビューに応じたクロエは、当時について「ピザの箱を手に持って、ホテルに入っていく写真だった。長い脚と短い銅を持つファミリーガイのキャラクターと比較されて拡散されたの。当時もっとも広まった画像だったと思うわ」と振り返ると、「みんなが私の体型をからかっていると思ったの。ツライことを伝えようとしても、『いいじゃん。おもしろいんだから』って言われて」と、周囲からのサポートを受けられなかったことを告白した。

「私が覚えているのは、ただ座り込んで、『私の体型は、ジョークとして利用されているんだ。でも私で変えられるものじゃない。インスタグラムにもたくさん投稿されちゃった』ってひたすら考えていたこと」と語ったクロエは、「食べ残しを持ってホテルに入る、それまで普通にできていたことだった。でもいまは、どうしてもあの画像を思い出してしまうの」と、現在も苦悩していることを明かしている。

クロエはそれ以降、すっかり世間から離れてしまったという。「パパラッチから逃れ、自分らしく、たくさんの経験をすることができた。でも同時に、写真を撮られることに恐怖心をいだくようになったの」と打ち明けたクロエ。カメラを向けられると、心拍数があがり、過呼吸のような症状が出てしまうという。

そんなクロエは「おそらく、身体醜形症だと思うわ。SNSで社会が成り立っているいま、誰もがかかえている悩みだと思う」と、SNSがもたらす弊害を訴えている。

tvgrooveをフォロー!