人気ドラマ「glee/グリー」にて主人公レイチェル役を演じたリア・ミシェル。彼女は同ドラマの撮影現場で人種差別的発言をしたり、共演者に対し悪態をついていたことを2020年に告発され、一時休業状態へと追い込まれた。そんな彼女がこの件について改めて口を開いた。
リア・ミシェルは2月7日に掲載されたInterview Magazine誌のインタビューに登場。そこでは「glee」についてや自身の成長、そして現在ブロードウェイで演じている「ファニー・ガール」などについて語った。
Lea Michele tells @jeremyoharris about Glee, growth, and "the hardest fucking role in New York," for our March 2023 issue ? Photographed by Richard Kern and styled by Dara.https://t.co/M16pUa6tzR
— Interview Magazine (@InterviewMag) February 7, 2023
約2年前、「glee」での共演者であったサマンサ・ウェアから「リアは私の初めてのテレビ出演を“生き地獄”にした」「私のウィッグにリアが『クソしてやる』と言った」などと衝撃の告発をされたリア。その後も共演者複数人から悪態を暴露された彼女は、謝罪コメントを発表するも事実上休業状態となった。
リアはこの件についてインタビューで「この2年間は、誰もがただ落ち着いて振り返ることがとても重要だったと思う。(告発を受けたあと)私は個人的にたくさんの人に連絡をしました。でも一番大事だったのは、みんなが冷静になるということだった」と語った。
個人的に連絡を取った人たちとの会話で、より視野が広がったと話したリア。彼女は「結局のところ一番大切なのは、自分が周りの人にどう感じさせるかであって、自分の感情は置いておかなければならない。助けを求めた人との会話は信じられないほどの癒しになったし、目を開かされるものだった」と語った。
ここ数年間、リアにとってはかなり難しい期間であったが、彼女は「人生で経験したことを誰かや何かのせいにしようとは思っていない」という。
「でもこれらの経験をムシしたり、否定したりもできない。全部私の人生のパッチワークのひとつだから」と、起きたことを受け入れる姿勢でいると話した。
これに対しネットでは「じゃあリアは何に対しても責任を取らないわけか」や「自分のしたことに対して反省はしていないのね」などと、厳しい意見を書き込む人も一部見られる。
現在は主演舞台「ファニー・ガール」が人気を博し、キャリアも回復傾向にあるリア。今後も彼女の活躍に期待するファンは多い。