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実写版『リトル・マーメイド』、アニメ版からあの楽曲2曲をカットしていた! カットの理由を監督と作曲家アラン・メンケンが語る

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実写版『リトル・マーメイド』

実写版『リトル・マーメイド』では、オリジナル版で歌われたあの楽曲を聴くことはできないようだ。

5月26日(金)にアメリカでの公開がスタートした実写版『リトル・マーメイド』。

すでに観客や批評家から絶賛されているこの作品。1991年に公開されたアニメーション版のリメイクではあるものの、登場する楽曲の中には歌詞が変更されたものや、新たに追加されたもの、さらにカットされたものもあるという。

そのカットされた楽曲というのが、アリエルの姉たちが歌う「トリトンの娘たち」と、エリック王子のシェフが歌う「レ・ポワソン」だ。

ディズニー作品の作曲家アラン・メンケンは、ComicBook.comの取材に対し、実写版で「トリトンの娘たち」がカットされた理由について、「実写版では、この楽曲の特別バージョンは必要ないと思ったんだ。海やアリエルとの出会いなどを、実写ならではの雰囲気でスタートさせ、『パート・オブ・ユア・ワールド』まで少し待たせるようにしたかった。そうすることで、パワーと期待感が高まる。そういう点では、すばらしい選択だったと考えているよ」と説明。同作の代表曲を際立たせるためのカットだったと明かした。

また別のインタビューでは、監督のロブ・マーシャルが「レ・ポワソン」のカットについて語っている。

「アニメ版ではすばらしくマッチしたものだった。しかし、ストーリーに沿うものではないし、実写版でどうやって実現するべきだったのかわからない」と明かしたロブ・マーシャルは、「子どもたちが見る映画だ。実写版としてどのように撮影するべきだったかはわからないが、公開できないようなものになっていたかもしれない。実写らしいやり方でストーリーを進めていくことが、とても重要だったんだ」と付け加えた。

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