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ヘンリー王子、数年前に自ら命を絶った元恋人について珍しく語る! 「僕らにとって特別なものだったのに…」 電話盗聴裁判で悲しみをあらわに

ヘンリー王子と、キャロライン・フラック Photo: Tim Rooke/Shutterstock, James Gourley/ITV/Shutterstock NEWS
ヘンリー王子と、キャロライン・フラック Photo: Tim Rooke/Shutterstock, James Gourley/ITV/Shutterstock

ヘンリー王子が、2020年に亡くなった元恋人についてめずらしくコメントしている。

ヘンリー王子は現在、盗聴など違法な手段を使って情報収集されたとして、ミラー紙などを発行するミラー・グループ・ニュースペーパーズ(MGN)社を相手取り、裁判を起こしている。

6月7日(水)、ロンドンの高等法院に出廷したヘンリー王子は、MGN社が長年にわたって電話を不法に盗聴し、2004年には、テレビ司会者の故キャロライン・フラックとディナーデートをする場所をパパラッチに教えていたと主張した。

「私たちがその場所に着くと、すでにカメラマンが待ちぶせしていました。このことから、話が漏れていたのは明らかです。カメラマンたちは、私たちが到着する姿を見ていたのです」と述べたヘンリー王子は、「その夜は、私とキャロライン、2人だけの特別なものでした。そんな彼女は、もういません」と続けた。

ヘンリー王子とキャロライン・フラックは、2009年に短期間だけ交際していたとされている。

キャロラインは当時のロマンスについて、2014年に出版した回顧録「Storm in a C Cup」の中で、「友人の紹介で、ヘンリー王子に会えると知ったときにはとってもドキドキした。私はただその場所に座っているだけだったけれど、彼は友人を連れてやってきて、みんなでおしゃべりして笑って過ごしたの」と初対面時のエピソードを明かすと、交際に発展して以降は、「すっぱ抜かれてしまったら、それでおしまい。もう会うのをやめなければならなかった。私はもう、テレビ司会者のキャロライン・フラックではなく、ヘンリー王子のちょっとした火遊びの相手、キャロライン・フラックになってしまうから」とふり返っている。

人気オーディション番組「Xファクター」などの司会者として活躍したキャロラインは、2020年、40歳の若さで自ら命を絶った。

ヘンリー王子は裁判にて、「タブロイド紙は、私に関する記事を定期的に掲載していましたが、それはしばしば間違っていました。しかし、真実の断片が散りばめられている部分もあります。私は、それらがボイスメールの傍受や不法な情報収集から得られた可能性が高いと思っています」と訴えている。

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