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【まとめ】テイラー・スウィフト、ザ・ビートルズ、ボン・ジョヴィ、オリヴィア・ロドリゴ、ビリー・アイリッシュ・・・いまディズニープラスの音楽ドキュメンタリーが熱すぎる!! 沁みる&盛り上がるアーティスト&ライブ映画10選

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今、ディズニープラスで注目されているコンテンツは何か。アカデミー賞で複数受賞のエマ・ストーン主演作『哀れなるものたち』や、ディズニー最新アニメ映画『ウィッシュ』、シーズン2が配信された「モンスターズ・ワーク」、大量の韓国ドラマやアニメ…。

挙げればキリはないが、実はほかにも、他の配信サービスに比べても非常に豪華なコンテンツがそろった分野がある。それが音楽ドキュメンタリーである。歴史に名を刻む伝説のバンドから、今をときめく若手の新星まで、ディズニープラスには数多くの豪華アーティストのドキュメンタリー/ライブ映画がそろっているのだ。

今回はそこに注目して、ぜひオススメしたい10作の音楽ドキュメンタリー&コンサート映画を紹介する。

1. 『Taylor Swift | The Eras Tour (Taylor’s Version)』(2024)

まずはテイラー・スウィフト。日本でも行われた世界最大級のコンサートツアー「THE ERAS TOUR」の映像作品が、「(Taylor’s Version)」として追加コンテンツを加えて配信中。あの伝説のコンサートを何度でも楽しめる、ファン必見のコンテンツだ。

さらにディズニープラスでは『テイラー・スウィフト folklore ロングポンド・スタジオ・セッション』も配信されている。

2. 「ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight」(全4話/2024)

次にボン・ジョヴィ。今年デビュー40周年となった彼らが、デビュー前から現在までを、ライブ映像を交えて赤裸々に振り返る4話構成のドキュメンタリーとなっている。

これが非常に濃厚な作品なのでぜひオススメしたい。筆者はそこまでボン・ジョヴィに詳しくなかった(「曲は聞くけどメンバーについてはあまり知らない」程度)だったのだが、今作をきっかけにすっかり彼らの人柄・人生に惚れ惚れしてしまった。

特に、ボーカルのジョンのロックスターらしからぬ(?)真摯でひたむきな人柄には惹かれざるを得ないし、衝突したり離れたりしてもずっと家族のような絆を持ち続けるメンバーの絆があまりに美しいのだ。音楽に魂をかけたジョンと個性的な仲間たちの美しく熱い物語を、迫力のライブと一緒にぜひお楽しみいただきたい。

3. 『ザ・ビートルズ:Let It Be』(2024)

5月8日から配信開始となったばかりのザ・ビートルズのドキュメンタリー。最新技術を駆使し50年振りに蘇った幻のドキュメンタリーの本作は、1969年1月に行われたセッション(ゲット・バック・セッション)と、彼らの最後のライブ・パフォーマンスとなった「ルーフトップ・コンサート」の模様を記録している。

スタジオセッションをしながら軽口を叩き合うメンバーの様子や、それを見守るオノ・ヨーコなど、生身の彼らに触れられる映像も魅力で、現代によみがえった音質も非常に快適。人柄も音楽も楽しめる魅力的な1作だ。

 

ザ・ビートルズ関連のコンテンツはほかにも充実しており、「ザ・ビートルズ GET BACK」「マッカートニー 3, 2, 1」、「アビー・ロード スタジオの伝説」などもディズニープラスで楽しめる。

4.「エド・シーラン:THE SUM OF IT ALL」(全4話/2023)

今年1月にも来日公演が盛り上がったエド・シーラン。彼の人生をライブ映像を織り交ぜて語るドキュメンタリーシリーズが配信されている。

個人的な独白や妻への想いなども聞くことができる、ファン必見のドキュメンタリーだ。

5. 『オリヴィア・ロドリゴ:ドライビング・ホーム・2・ユー』(2022)

本日、1夜限りの初来日公演が発表されたオリヴィア・ロドリゴ。ディズニープラスでは彼女のアルバム「SOUR」(サワー)の制作を振り返るロードトリップムービーを配信中。

製作中の赤裸々な本音も聞けて、彼女の人柄に触れられる良作ドキュメンタリーだ。

6. 『エルトン・ジョン・ライヴ:Farewell from Dodger Stadium』(2022)

映画『ロケットマン』も作られた生ける伝説エルトン・ジョン。彼の最後の北米公演『エルトン・ジョン・ライヴ:Farewell from Dodger Stadium』もディズニープラスで楽しめる。

7. 『ハピアー・ザン・エヴァー:L. A. へのラブレター』(2021)

最新アルバムも待ち遠しいビリー・アイリッシュ。彼女の2ndアルバムのライブパフォーマンスとアニメーションが融合するオリジナリティあふれるコンサート映画が配信中だ。

カメラワークも巧み、ライブ編成も非常にゴージャスなのでぜひ大音量・大画面でお楽しみいただきたい。

8. 『マシン・ガン・ケリー:ライフ・イン・ピンク』(2022)

世界を熱狂に包みトップに上り詰めたロックスターでありながら、大勢の嫌悪を一身に浴びた存在でもあるマシン・ガン・ケリー

彼の曲の制作現場や生活に密着し、その葛藤やトラウマ、努力も目撃させられる、人生のドキュメンタリー作品が配信中。

9. 『サマー・オブ・ソウル(…あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』(2021)

50年封印されていた映像が解禁されたドキュメンタリー映画。

豪華アーティストの熱狂的なパフォーマンスと共に、黒人の歴史、文化、ファッションを讃える歴史的イベント“ハーレム・カルチャラル・フェスティバル”という音楽の祭典が映像化。世界中で絶賛された今作は、第94回(2022年)アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞も受賞している。

10. 『ディズニー・アカペラコンサート〜ディカペラ Japan Tour』(2020)

ディズニー音楽をアカペラで歌うアーティスト集団ディカペラ。その日本公演の様子を見られるのもディズニープラスならでは。

肉声だけで奏でられる美しいディズニー音楽の数々や、ルーパーを使用したオリジナリティあふれるパフォーマンスなど、ディズニーファンでなくとも聞き惚れてしまうコンサート映像となっている。


今回はディズニープラスで配信中の音楽ドキュメンタリー&コンサート映画を10作品紹介した。ほかにも多くの音楽作品が配信されているため、洋楽ファンの皆さんもぜひディズニープラスの奥深い世界を探検してみていただきたい。

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