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ジュリア・ロバーツ主演の名作映画「プリティ・ウーマン」、本当はエンディングが超ダークだった!? 本人が真相を語る[動画あり]

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ジュリア・ロバーツ

女優のジュリア・ロバーツ(51)が、主演の名作映画「プリティ・ウーマン」の、当初のエンディングはダークであったことを明かした。

映画「プリティ・ウーマン」は、1990年に公開されたロマンス&コメディ映画で、リチャード・ギアとジュリア・ロバーツが主演、ゲイリー・マーシャルが監督を務めている。物語はハリウッドの娼婦ビビアンが、ウォール街の実業家のエドワードに偶然1晩買われることから始まる。エドワードはビビアンに興味を持ち、1週間の契約を結ぶことに。そのうちふたりが惹かれ合っていくというシンデレラ・ストーリーだ。

そんなジュリア・ロバーツが、女優のパトリシア・アークエットと、メディア誌「Variety」の企画「Actors on Actors」で対談した。

パトリシアは、「おもしろい話があるの。すごくすごく昔、私の初期の頃のオーディションの一つに『3,000』という映画のオーディションがあったの。誰も『3,000』が『プリティ・ウーマン』のオリジナルの台本だったとは知らなかったわ。そしてそのストーリーはダークで、エンディングはすごくヘビーなものだったの」と語りだした。

「プリティ・ウーマン」は当初、契約金の3000ドルにちなみ「3,000」というタイトルだったが、のちに「3,000」ではSFっぽい名前であることから、「プリティ・ウーマン」に変更された。

さらにこれに加えてジュリアは「私の記憶が正しければ、彼女は車の外に投げ出されて、その上にお金を置いて、彼女を汚い路地に置いて去っていくのよね」と語り、パトリシアは「そうなの、すごくいい芸術的な映画のように読めたけど、初めて読んだとき、それは化身のようだったわ」とつづけた。

そしてその「3,000」の役をゲットしたジュリアは、「私は役を得ることができたのよね。でもまさか映画がそんな風に変わるなんて想像もしなかったわ」と語った。実は当初は小さな映画会社が同映画が制作することとなっていたが、会社をたたむことになってしまい、その直後同映画はディズニーの監修となり、物語が書き換えられることになったという。

こうして脚本は明るいハッピーエンディングのストーリーに書き換えられ、ジュリアは同作の演技で「ゴールデン・グローブ賞」のミュージカル・コメディ部門で見事主演女優賞を受賞した。

【動画】Julia Roberts & Patricia Arquette – Actors on Actors(「プリティ・ウーマン」の話は40秒辺りから)

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