人気歌手のジャスティン・ビーバーが、現地時間5月24日金曜日、ロサンゼルスで行われたSZAの「グランド・ナショナル・ツアー」にサプライズ出演した。
ステージでは、ジャスティン・ビーバーとSZAがコラボしたリミックス曲「Snooze」を披露。パフォーマンスの終盤には、ジャスティン・ビーバーが目を閉じてうつむく場面があり、何かに深く集中しているように見えた。するとSZAが「You just too important / Nobody do body like you do(あなたはとても大切な存在。あなたのような人はいない)」という歌詞を歌いながら、そっとジャスティン・ビーバーの顎に触れた。
この優しい仕草に対し、ジャスティン・ビーバーはほほえみを浮かべ、SZAの手のひらの内側にキスをして応えた。その温かいやり取りに、観客やファンたちからは感動の声が上がった。
【動画】観客も驚き! ジャスティン・ビーバー、SZAのツアーにサプライズ登場
SNSでは、「SZAがただ一緒にいたのではなく、彼の気持ちに寄り添っていたのが伝わった」「まさに“みんなあなたのことを愛してるよ、大丈夫だよ”っていうタッチ」「本物の友だちは、こうやって支えてくれる」といったコメントが寄せられている。
この日、妻でモデル・実業家のヘイリー・ビーバーも観客席におり、自身のInstagramストーリーで「私の大好きなアーティスト2人」とコメントを添えてステージを称賛していた。
しかし、ジャスティン・ビーバーを巡っては、最近その精神状態や金銭面を心配する声も出ている。先日、自身のInstagramで「以前、ヘイリーに“君はVogueの表紙にふさわしくない”と言ってしまった」と明かし、当時は怒りから“やり返したい”気持ちになっていたことを正直に語った。「でも大人になるにつれ、仕返しをしても何も解決しないことがわかってきた。本当に求めているのは、親密さとつながりなのだ」とも述べている。
2022年には、自身の音楽カタログを2億ドルで売却したものの、その年に病気のためツアーをキャンセルし、約9,000万ドルもの損失が出たと報じられている。診断されたのは、顔面麻痺を引き起こす珍しい病「ラムゼイ・ハント症候群タイプ2」であった。
さらに、ツアーのプロモーターであるAEGに2,000万ドル以上の借金があるとの噂や、当時のマネージャーであるスクーター・ブラウンへの800万ドルの負債も報じられた。スクーター・ブラウンは現在43歳で、ジャスティン・ビーバーに資金援助を行ったとされている。
一方、ヘイリー・ビーバーが手がけるスキンケアブランド「Rhode(ロード)」は大成功を収めており、関係者によれば「今や彼女が家計の大黒柱」とのこと。「Rhode」は近い将来、10億ドル規模で売却される可能性もあるという。
なお、ビーバー側の関係者は、これらの報道について「状況の誤解であり、財政的に困窮している事実はない」と否定しているが、ファンの間では引き続き彼の健康や将来を案ずる声が絶えない。

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