ポップアイコンのブリトニー・スピアーズが、2007年のMTVビデオ・ミュージック・アワードでの悪名高きパフォーマンスの前夜に、ヒップホップ界の大物ショーン・“ディディ”・コムズと一晩中パーティーに興じていたことが、再浮上した写真により明らかとなった。PageSixが伝えている。
写真は、2007年9月7日にラスベガスのJetナイトクラブで撮影されたもので、スピアーズがディディと並んで笑顔を見せる様子が写っている。彼女はその後、Hard Rock Hotel & Casinoにて開催された50セント主催のパーティーにディディやパリス・ヒルトンらとともに出席していた。
このパーティーは、翌9月8日の早朝まで続いたとされており、スピアーズがいつ帰宅したのかは不明である。
Britney Spears partied all night with Sean ‘Diddy’ Combs before disastrous MTV VMAs 2007 performance https://t.co/sKAqrNjGAx pic.twitter.com/pD47JJgMvw
— Page Six (@PageSix) May 25, 2025
この出来事が再び注目を集めているのは、現在進行中のディディの性的人身売買に関する裁判において、歌手のカサンドラ・“キャシー”・ベンチュラが証言の中でスピアーズの名前を挙げたことがきっかけだ。キャシーは、2007年9月の自身の21歳の誕生日祝いの席でディディとの関係が「始まりかけていた」と証言し、その場に「ダラス・オースティンとブリトニー・スピアーズがいた」と述べている。
ブリトニー・スピアーズは、その2日後の9月9日、ラスベガスのパームス・ホテル&カジノで開催されたMTV VMAに登場し、復帰を懸けた楽曲「Gimme More」のパフォーマンスを披露した。しかし、このパフォーマンスは、精彩を欠く振り付けと不自然な口パクにより大きな批判を浴び、彼女のキャリアにおける転機の一つとなった。
【動画】復帰を懸けたはずのステージが“悪夢”に…伝説となったブリトニーの2007年VMAパフォーマンス
スピアーズは2023年に発表した自叙伝『The Woman in Me』の中で、「あの時はすべてがうまくいっていなかった」と当時を回顧している。「衣装やヘアエクステに問題があり、前の晩は一睡もできず、めまいがしていた」と述べた。
さらに、VMAのバックステージでは元恋人のジャスティン・ティンバーレイクと再会するという偶然も重なった。「彼に会うのは久しぶりだった。あんな状態でステージに立たなければならないなんて信じられなかった」と書いている。
当時のスピアーズは、ケヴィン・フェダーラインとの離婚や頭髪を剃るといった一連の騒動により、世間からの激しい注目とプレッシャーに晒されていた。彼女のVMAでの不調は、単なる前夜のパーティーによるものではなく、その裏にある複雑な背景も大きく影響していたのかもしれない。
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